2019年7月13日付朝日新聞別刷 be のフロントランナー欄に
青森ヒバのすごさについての記事が載っていました。
「カビに対し驚異的な抗菌力を持ち、シロアリを寄せ付けない唯一の木」
ヒバのおがくずを試しに豚舎に敷いたところ、
臭いが消え、豚が病気をしなくなった。
村口要太郎さん 村口産業社長 のお話
2019年7月13日付朝日新聞別刷 be フロントランナー
以前、青森ヒバのまな板を購入したと記事にしました。
カビが生えにくいらしい、と、その記事でも書いていて、
その後、ワタシの雑な扱い(洗った後、布巾で拭くことはせずに、
そのまま水切りかごに立てかけて放置する、という使い方)で、
カビが生えるかどうか、試してみていた(単にメンドクサガリ。笑)のですが、
3ヶ月後、梅雨(今年は梅雨らしい梅雨の気候)の真っ最中の現在、
カビは・・・
生えていません。
3ヵ月、使用後のまな板。
傷の感じは、こんな感じです。
確かに、すごいかも。
さらに使い続けた結果はこちら。
黒ずんじゃいました。
ヒバのまな板にも黒カビはできる ← エラそうに言うな!^^ - 好きに暮らす -now or never-
抗菌成分のヒノキチオールは赤身部分に多く、
樹皮に近い白太(しらた)部分には少ないそう。
かつ、樹齢200年と300年とで、
香りの深みが全く違う(300年の方が深い)、と記事にあります。
(その香り、嗅ぎ比べてみたい!)
なので、一口に、ヒバ製品、と言っても、
品質にはバラツキがあるかも?とも思われます。
消費者として、残念なのは、
現在、ヒバが希少材で、その分、お値段が高い、ということです。
というのも、
ヒバはスギに比べ、成長が遅い為、収益化するのに時間がかかる、
と考えられ、戦後の造林で、どんどんスギに転換された、
との経緯があるそうです。
今、我が家の箱収納に、木の素材を考えていて、
まさに、スギ、ヒバで検討していた
(といっても、ヒバはスギの2倍弱のお値段なので、
スギにほぼ決まり!と思っていたところでした)ところに、
この記事を読み、お、ヒバってすごいんだ!
と思いました。(でも、お値段的に、と、スギの方が軽いので、
スギで購入しますけど、多分)
木もそれぞれすごいな、と思います。