高校の社会は地理を選択していました。
よって、日本史は中学生並み(か、現役じゃない分、それ以下)。
高校でも多少はやるんでしたか、記憶がありません・・・。
途中、コロナのことばっかりになってます。
そういうメンタルになっちゃってるんですね、もう。
本の内容がコロナのことばっかりなわけではありません。
年齢を重ねるにつれて
自分のいる世界の状況が少し後にそのまま
歴史になっていく(教科書の年表に載るようになる、みたいな)
のだな~という感覚を強く持つようになってきています。
現在、新型コロナや気候危機等が大問題になっています。
自分はその中でアレコレ思案したりしているわけですが、
一方、日本だけの歴史でも、俯瞰で見てみると、
大昔から、感染症も異常気象も何度となく起こり、
その中で多くの人が死んでいってるんだな、
という風に感じました。
もっと言えば、だから死ぬ時は死んじゃうのかな、みたいな。
科学技術が以前よりは多少進歩しているけれど、
だからといって、ウィルスや自然に対して
どの程度の力を人類が持っているかと言えば・・・。
ここで、コロナの話になるんですが。
(冒頭でも言い訳してますが、そういうメンタルになってるんですね)
志村けんさんや岡江久美子さんが亡くなったと聞いた時、
衝撃を受けました。
大阪で医療崩壊が起こった時、
入院できずに、自宅療養中に亡くなったかたが
いらっしゃるという報道を聞いています。
ワタシは心配性なほうなんだろうと自覚していますが、
家族がもし感染したら・・・、という恐怖はずっとかなり大きいです。
それと、事故か何か、
あるいは小2の我がコドモが
例えばけいれん(熱性けいれん持ちでした)を起こすとかで、
救急車を呼んだ時に「受け入れ先がありません」と
言われるような事態になったら、と考えるのも恐怖です。
(オットはかかる時にはかかる、なるようにしかならない派? で、
それはそれで否定できないし、その通りではあるし、で。
全く、ワタシの気持ちには寄り添えないのです。ま、期待もしてないんだけどね^^)
無症状の場合はとりあえずは無症状なのでしょうが、
感染して数年後のウィルスの振舞いについては未知です。
帯状疱疹等のように、
免疫が弱くなった時に症状が出る可能性だってあるかも?
(これはワタシが勝手に考えたことです)
軽症と言ってもインフルエンザレベル程度まで該当するらしいし。
(ワタシはインフルエンザ罹患もつらかったので)
中等症には酸素投与が必要なレベルも含まれているというし。
(酸素投与が必要なんて、ワタシからしたら十分重症じゃーん!)
事務手続き的なことや隔離期間のこと、
後遺症の可能性(例えば味や香りがわからないなんて人生とてもさびしい)、
メンタルなんかも含めて、基本、恐怖です。
そして、感染者数が増える、ということは
通勤通学が始まった場合に(今は夏休み中)、
行かざるを得なくなるコドモやワタシは
感染する可能性が高くなるわけで、
だから、そうならないように感染者数が減っていてほしいのです。
それが本当に本音。
身勝手かもしれないけど、自分・家族の身が大事。
(オットは今も通勤しています)
「病床増やします」「病床増やして下さい」って簡単に言うけど、
実情はよくわからないけど、
そうそう簡単に増やせるものでもないような気がするんですよね。
医療関係の知識・経験があって、
しかも「コロナ対応します」と手を挙げて下さるかたの
絶対数をそうそう簡単に増やせそうな気はしないのですが、
どうなのでしょうか?
諸問題に対して日本はどう対応してきたのか。
書籍の中では、いろいろなエピソードや説が書かれているのですが、
一つだけ取り上げます。
第二次世界大戦の開戦についての記述。
~アメリカに対しては経済力、技術力の何もかもが負けていた。戦争末期には国家予算の実に85%が軍事費に投じられたが焼け石に水だった。
もちろん、当時の政治家や官僚たちも、そのことはわかっていた。それでもなぜ日米開戦に踏み切ったか。
「戦争に向かう選択は、他の選択肢に比較して目先のストレスが少ない道」だったという説がある。※
※森山優『日本はなぜ開戦に踏み切ったか』新潮選書、2012年。
『絶対に挫折しない日本史』古市憲寿 新潮新書 以下同じ
何らか彷彿とさせる文章???
もっとも、
ある歴史学者に「もし日米開戦に踏み切っていなかった場合どうなったか」と聞いたことがある。大日本帝国は温存され、国際連合の常任理事国にもなれただろうが、植民地が経済的な重荷となり、今日のような発展はなかっただろうと予想してくれた。
といった見方をする説もあり、
歴史で見た場合に何がどう転ぶかは本当にわからないのだけれど。
でも、戦争で亡くなったかたは生き返らないということが
個人レベルでの真実。
感染者数が増えても、
死んだり、後遺症が残ったりはしない、ということで
あればよいのです。
かなり少ないのであれば仕方ない面もあるでしょう。
風邪やインフルエンザでも重症化する時はするので。
行政に対して思うところはありますが、
かと言って、現状このようになっていて、
このまま感染者が増えて、重症者が身近に増える、
又は、通常の医療がまわらなくなって自分が困るようになって、
ようやく行動が変わる、という風になってしまうのですかね???
そこまでいってしまうのですかね???
自分が心配し過ぎであることを
本当に本当に心から願っています。
自分の不安から、コロナの話に寄り過ぎました。苦笑。
本は挫折しないで読めました。^^
全体の流れを捉えた通史と、
テーマで歴史を捉えたテーマ史の
2部構成になっていて、読みやすかったです。