好きに暮らす

短時間パートママが小5男子の子育て中。好きに書いてます。^^

【小4】台風物語

前日から「明日は台風が来るみたいだから
無理し(て出社し)なくていいからね」と上司に言われていました。

 

小4コドモの通う小学校からは

明朝の登校は通常通りの予定。

下校時には風雨は弱まる予報なので、下校も通常の予定。

ただし、予報が変わった場合は、下校時刻変更の可能性がある。

アプリで知らせるので、こまめに確認してほしい。

との連絡が届いていました。

 

台風接近当日の朝

その後アプリには何の連絡もなかった為

当初の予定通りと判断。

雨雲の様子をネットで確認すると

午前中がピークで午後から回復傾向。

 

コドモは早めの小降りの時間帯に通常通り登校。

ワタシが出勤する頃、ちょっと雨がひどくなってきた。

どうしようかな?

学校から連絡が入るかもしれないし

ワタシは休む?

でも午後から回復傾向だし

9月は台風が増えがちって話だから

出社できそうな時にしておいたほうがよいか?

退勤の頃には、雨は弱くなってるはず。

午後から回復傾向なら、下校時刻が早まることもないだろう。

と思い、出勤。

 

通常通り仕事。

お昼過ぎには雨は小降りになってきた。

よしよし。予想通り。

と思っていたら

 

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会社の窓越しに子どもの声が。

普段、ワタシの勤務時間中に

子どもの声が聞こえることはまずない。

目をやると、小学生が2人、通りを歩いていく。

 

えっ?

 

「小学生、早帰りですかね?

 小降りになってる感じだけど」

 

「え? (雨がひどくなるのは)これからなんじゃない?」

 

「え?」

 

慌てて、ネットで雨雲の様子を確認すると

確かに…。

 

「スミマセン。急ですけど、ワタシ、〇時で帰ります」

 

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「学校がもし早帰りになってたら、マズイ。

 一応、家の鍵はランドセルに入れてあるが? 

【小4】1学期始まりました - 好きに暮らす

 でも、持たせて説明したのは結構前でそれっきりだし

 今朝、改めて確認することもしてないから

 下手に確認すると「ママ今日は会社行かないで」ってなりそうで

 鍵を持ってること自体をコドモが自分で思い出せるかな?

 ドアの前で、ウェ~ンとか泣いてたらどうしよ?

 いやいや大丈夫。鍵のこときっと思い出すよ。

 思い出さなくても、〇〇君(近所の同級生)だっているんだし

 何とかしてるよ。

 そもそも早帰りになってないかもしれないし」

 

と、脳内会議しつつ、自宅に到着。

 

鍵を出す前にドアノブに手をかける。

 

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ガチャ!

 

開いた! 無事家に入ったか!

 

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いました~。

 

「ママ~。よかった~」

 

既に、いつも使ってるPCもコドモ自身で立ち上げて

通常モード。

 

「ごめん。早帰りだった?」

 

「うん」

 

「大分待った?」

 

「10分くらい。電話したよ」

 

ケータイを確認したら、確かに不在着信が立て続けに7件。

 

「ごめんごめん」

 

「アプリ見てないの?」

 

「ごめん。見てない」

 

ここから言い訳です。

ワタシはスマホを持ってないので

通常、自宅PCからアプリを確認しています。

職場PCから確認できるようにはしていませんでした。

私的利用になるので、ちょっと気がひける感じもあって。

今回は、午後から回復傾向ということで、大丈夫かなと楽観視もしてた。

 

コドモはコドモで

「先生に『ママはアプリを見てないかもしれないから電話して』

ってもっと主張すればよかった」と言っていて

 

話を聞くと

それらしいことをコドモが言ったら

「ママは今日の状況わかってるはずだから

 きっとアプリ見てると思うよ」

と説得されてしまったそうで。

 

あぁ、ごめん!

 

コドモから「2度とこんなことはないように!」

と言われてしまったけど。^^

 

はい。気をつけます。

 

と思う気持ちとは裏腹に。

 

「よし! これで、いざという時も

 コドモは自分で何とかできる!」

と確認できた部分もあったわけで。^^

【小3】鍵っ子練習、まだしてない - 好きに暮らす

 

家に入る前に

前述の、近所の同級生の家に行ったりもしていたそうな。

 

家に入ってから

「さみしいな~と思って電話した」

とか、ほんと、かわいい!

かわいい! 以外の何物でもない!

 

という台風物語でした。

 

しかし、あの時、道を通った小学生に感謝。

彼らがいなければ

もう30分余計にコドモを待たせることになっていた…。

 

ワタシがスマホを持ってれば

こんな物語は生まれなかったって話でもあります…。

 

 

スマホがないだけで台風接近が物語になる 颯希