某日、小4コドモの帰宅前、小学校から電話が。
「え? もしやコドモが熱中症とか?」
学校から電話があるなんて、悪い予感しかしない…。^^
身構えて、電話に出ると
「かくかくしかじか~、で
〇〇さん(コドモの名前)の筆箱が壊れて
ネームペンも折れてしまいまして…。
〇〇さんも大分ショックだったみたいで
涙目になってましたので
フォロー宜しくお願いします」
あ、何だ、そんなこと。
コドモがショック受けてるなら
それなりに対応しなきゃ、だけど
まぁ、全然大した問題じゃない…。
ホッ!
コドモが帰ってきて
「先生から電話あったよ。
筆箱壊れたんだって?」
「うん」
そこまで落ち込んでる風でもなく。
見ると
筆箱(箱型の、マグネットでフタを閉めるタイプ)の
マグネット部分が凹んでしまってて
フタがピッタリ閉まらない状態。
「頑張れば、このままでも使えなくもなさそうだけど
でも、新しいの買う?」
「買う」
「なら、買おうか」
よくよく聞いてみると
「布みたいな、やわらかいヤツが欲しい」
って!
「え? 箱型じゃないのでもいいの?」
「いいよ。使ってる人いるよ」
入学当初
『筆入れは箱型のものにしてください』と
学校から指定があり
その後『箱型でなくてもいいですよ』
という連絡をもらった記憶がワタシにはなかったので
ずっと箱型のものを使わせていたのですが
いつの間にか、箱型じゃなくてもよくなっていたらしい…。
というわけで
週末には、筆入れを探しにいって
無事、新しいの(スポーツブランドのソフトタイプ)を買いました。
筆箱が壊れて
意図せぬ、ちょっとした事故で、一応、壊されたカタチらしい
コドモは、ショックはショックだったかもしれないけど
案外
壊(さ)れてむしろラッキー!
でも、あったかもな~なんて。^^
もしかして、ずっとソフトタイプのを欲しいな~って
思ってたのかな?
思ってたけど、言い出しにくかった?
まぁ、そこまで考えちゃいないか?
あえて確認もしないけど。
話、変えて
こういうの読んで、結構ショック受けてました…。
「日本には女性が男性と同じ権利を持つ土壌はない、この条項は適さない」。1946年3月、GHQと行った憲法草案の協議で日本政府は「男女同権」に異議を唱えたーー。
2023年5月3日付朝日新聞 天声人語より
戦争に負けて
GHQに『男女同権にしなさい』と言われても
日本政府は反対していた、と。
婦人参政権が認められたのは第2次世界大戦後だ
と知識としては持っていても
ワタシに実感はあまりなかったようで
改めて、その昔、日本女性に社会的な? 権利はなかった
と聞かされると、幾らかショックでした。
でも『男女同権、男女平等なので
全員、戦争に行って戦って下さい』
って言われるのもワタシは嫌だしな~。
もしも、日本が戦争に負けていなかったなら
(現状くらいの)男女同権にはなっていなかったのかな?
と考えると、複雑な思いです。
戦争を、決してワタシは肯定しませんが。
何かを新しくする、改める、ということは
時に、ものすごい犠牲や破壊が必要だったりする場合があるな~
なんて、思ったりして…。
まぁ、筆箱の話とは全然レベルの違う話なんですけども。