「いいこと考えたんだ!」
「何?」
「マイナスとマイナスをかけると
何でプラスになるかの説明」
「へぇ~。どういうの?」
「『しない』の『しない』は『する』だから」
「ほぉ」
「『しない』の『しない』の『しない』は
『する』の『しない』だから『しない』」
「な~るほどね。確かに!
その説明は
勉強し始めのちっちゃい子でも
イメージしやすくてわかりやすいかも。
い~ね~』
正負の数の計算は、以前少し教えたことがありました。
【小3】中1数学をやってみる - 好きに暮らす-now or never-
マイナスどうしのかけ算の
目に見える形? でのイメージの仕方は
いろいろとあると思いますが(検索したらいろいろありました)
その時はコドモにあまり詳しく解説しなかったと思います。
「解説してほしい?」と聞いたら
「してほしくない」と返ってきたからです。^^
最終的には、
負の数が奇数個含まれる掛け算の符号はマイナスになる
みたいな感じで教えて
とりあえず、そのルールに従って計算する
という感じで教えたと思います。
・
・
・
そこから時を経て
コドモは
自分でぼーっと考えてて
何かの拍子にひらめいたんだと思います。
そう聞いたら、そうだよ! と言ってました。^^
本来的には
例えば、何かの数量の増減と時間経過の前後の関係等で
マイナス×マイナスを実感できたりするのが
より数学的な説明の仕方なのかな、という気はして
そういう意味では
コドモの国語的?発想・説明は邪道な気もします。
ワタシとしては、いずれ
より数学的な説明のほうからの
実感の仕方もしてほしい、と思っています。
が、
今回のことで、間違いなく、コドモの中で
負の数のかけ算の方法が腑に落ちた、
浸透した感じにはなっただろうな、
とも思います。
今後、符号の付け方で単純ミスすることはあっても
悩むことはないんじゃないだろうか?
と、希望的観測。^^
自分の身近な言葉に置き換えられると
それが浸透する威力が強くなると思うから…。
何が嬉しいって、
曖昧なところについて
自発的に
ぼーっと考えてたってところです。
とても大事なことだと思うし
我が子でも、我が子でなくても
その姿勢が素晴らしい! と思ったのでした。