『二月の勝者-絶対合格の教室-』(日本テレビ)4話
の感想です。
- ①中学受験に年間132万円
- ②高卒の主婦が店長を目指す
- ③中学受験の結果に一生がかかってる
- ④宿題丸写しなんて普通バレる
- ⑤子どもが夢中になるものはとりあえずやってみる
- ⑥黒木先生の言葉『子どもは・・・』
- ⑦最後に
我が家は中学受験は考えていません。
ワタシ自身は地方出身、中学受験未経験。
一時期、塾業界、私学・塾向け教材出版社にいた経験あり。です。
ここからちょっとネタバレありなので要注意です。
武田勇人(役:守永伊吹さん)が今回は生徒側の主役。
成績下位クラス所属で、当初あまりやる気なし。
テストの後半半分を最初から捨てる(ドラマでは文字通り破って捨てる)作戦で
少し得点アップした経験から少しずつ学習意欲が増していく。
受験に熱心な母親と、消極的な父親も、
塾との関りの中で変化していく、というあらすじ。
①中学受験に年間132万円
6年生時で、月謝4万5千円に加えて、
講習やら合宿やら、いろいろで年間総額132万円かかるとの試算。
受験勉強の仕方にもよるのだろうと思うので、
もっと安上がりにもできるのだろうと推測しますが、
普通に驚いた!
②高卒の主婦が店長を目指す
勇人の母(役:星野真理さん)は
ショップでパートで? 働いていて
働きぶりから見て、賢そう。
学歴的には高卒の設定。
高卒だから、大卒の店長のミスを押しつけられても
仕方ない(その論理もおかしいと思うけど)と。
高卒で嫌な思いをしているから余計に、
勇人に中学受験で頑張ってもらいたいのか???
①自分に学歴がないから、子どもには学歴を!
②自分に学歴があるから、子どもにも学歴を!
の2パターンあるのかなぁ???
その、母が店長を目指す決断をするので、
ぜひ、がんばって店長になってほしいと思う。
能力や努力する気力はあったのに
たまたま家の事情や何かで学歴をつけるチャンスを
得られなかった人の能力や努力は
やがて報われてほしい、とワタシは思う。
③中学受験の結果に一生がかかってる
いやいや、別に全然かかってないから。
と、ワタシは思う。^^
④宿題丸写しなんて普通バレる
大量に宿題を出された勇人は
解答を丸写しして提出し、
佐倉先生(役:井上真央さん)は、
それに全然気づかない風にドラマでは描かれていたけれど、
普通、わかるんじゃないか、と思う。
わからないとしたら、それは、生徒を全然見てないんではないかと。
か、生徒がバレないように、適当に間違えたり、
自分流にアレンジして写してる、とか。
佐倉先生が気づきながらも、あえてそのまま泳がせて
勇人から言ってくるのを待っていたっていうのなら
高等テクニックだと思うけれど。^^
本当にわからない問題なら、丸写ししながら
理解していく、というパターンはある。
⑤子どもが夢中になるものはとりあえずやってみる
黒木先生(役:柳楽優弥さん)が、
勇人の、ゲーム好きの父親(役:塚本高史さん)と面談する場面。
ゲームの話題を提示し、
「子どもが夢中になるようなものは、
とりあえずやってみるんです」
さすが黒木先生!
⑥黒木先生の言葉『子どもは・・・』
テストの点数が少しよくなり、
勉強に意欲を見せ始めた勇人。
黒木先生の一言。
「子どもは大人が思っている以上に子どもで
思ってる以上に大人です」
⑦最後に
年間132万って、毎月11万円の支払い。
なおかつ、合格後もますますお金がかかる。。。
我が家は一人っ子だけど、それでもひるむ。(我が家は、です^^)
中学受験、たとえトライしようと思ったとしても(思わないと思うけど)
もっと安くあげたい、です。
って、みんな思う? のかな? 余裕のあるご家庭は余裕なんだろうけど ^^
そうしないと、それこそ、
思うようにコドモの成績が伸びなかったりした時に
「これだけお金払ってるのに」
「お金も時間も、全部、無駄?」
とか思いそう・・・。
言いたくない、思いたくないセリフ!
今回ドラマに出てきたわけではないのだけど
1つ、ナルホド! と思ったことがありました。
ワタシは、通常の範囲で考えれば、
重要視されるのは最終学歴なので、
小中高は公立で十分なのでは?
と考えていたところもあったのですが、
【実力も運のうち】公立・私立で思うこと - 好きに暮らす -now or never-
『(私立学校に入学することで得られる)
育ちのよさ・環境・体験・人脈は
私立受験して入学することでしか得られない』
という意見を目にしまして、
それは確かに! と思いました。
そういう育ちのよい世界とは
ワタシは無縁なところで生きてきている
(唯一、そう言えば、義父は名門私立大卒(小中校は多分違う)で、
そのせいかどうかは不明ですが、確かに、紳士的な感じがあり、
学内の結びつきも強い印象は持ちました)ので
想像できませんが、
そういう世界の人と普通に接することのできる、
オープンマインドな? 別の意味の育ちのよさ? は、
我がコドモにも身につけてもらえたらいいな、とは思います。
ドラマでは、
中学受験を課金ゲームになぞらえるシーンが出てきます。
課金すれば強くなるゲームじゃなくて
課金しなくても、知恵や練習や技術とか? で強くなれるゲームのほうが
楽しいって!
ということにしておこう。^^
(中学入試の問題は独特で、塾なしには難しいみたいなので、
キレイゴトかもしれません^^)
1~3話の感想。