人生史上、最高に気温の高い夏…。ふうっ。
夏休みの選択課題の自由研究。
小4コドモはこれまで選択したことがありませんでした。
が、今年初めて
「自由研究やりたい!」と。
「何やるの?」
「簡単なヤツ。片栗粉と水があればできるヤツ」
あぁ。
クイズ番組でコドモと一緒に見ていた覚えがあります。
水溶き片栗粉をギュッと握ると、一瞬固まって
握った手を緩めるとまたすぐに液体の動きに戻るような現象。
ダイラタンシー現象。ワタシはそのTV番組で知りました。
それを覚えてたようで…。
簡単そう! というのが大きなモチベーションかな?
ネットで調べてみると
水:片栗粉 の量の割合が情報源によって多少違っていたりして
じゃあ、どれくらいの割合の時にダイラタンシー現象が起こるのか?
をメインテーマに研究してみる?
ということでやってみました。
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本人の感想の前に
ワタシの感想。
一応、今回の実験での結論は
出すことは出したのだけど
本当にそれが正解なのかどうかを
調べきる、というのは
結構難しいな、という感じがしました。
今回、全然調べきれてないです。
自由研究って、綺麗に結果が出ればいいけど
なかなか結果が出ないことも多い感じがして
そういう時に条件をそろえるとか
実験方法を工夫したりとかして
粘り強く研究し続ける姿勢が必要だな~と感じました。
仮に、片栗粉以外で
ダイラタンシー現象が起こる、身近な物質を探そう!
というテーマを自由研究にしようと考えた場合
地道に、小麦粉、砂糖、塩、白玉粉…なんて
いろいろ実験してみても
どれも起こらないらしいから
それならそれで
これらのどの物質もダイラタンシー現象は起こらない
ということで結論付ければよいとも言えそうだけど
でも、割合によってはできるかも? だし
温度によってはできるかも? だし
それ全部やるのも結構大変そうだし、う~ん
研究を続けるモチベーションを保っていくのが難しそうだな、と。
ワタシは研究者ではないので
よくわからないけど
実社会でも、実利がなかなか出ないような研究に
どれくらいお金を投じるのが適切か?
ということもあるし
研究ってテーマ選びが難しいな、と。
例えば、どうしても、そういう物質を探し出したい!
っていう情熱を持てることが大事だし
才能なのかもしれないな~と
思ったわけでした。
そういうことの積み重ねで
ようやく出た研究結果が
技術の進歩につながっていくのですよね。
身近なものでは、コーンスターチでも
ダイラタンシー現象は起こるそうです。
コドモは
「途中、水が多過ぎて失敗したりして
難しかったけど楽しかった。また自由研究やりたい」
的な感想に至ったようなので
楽しかったなら、それが何より。
ダイラタンシー現象自体も楽しかったようです。
ワタシも、へぇ~、と思いました。
大量の片栗粉がゴミになってしまったので
そこはちょっと心傷みましたが、仕方ないですね。^^
コドモを見ていると
今回の自由研究に限らず
コドモ自身が考えたり感じたりしていることに
まだ作文力が追いついてない感じが
ワタシにはするので
いや、表に出てるものそのまんまなのかもしれないんだけど^^
そこが成長してきたら
期待を込めて^^
より楽しくなってくるかも~? なんて思ってますが
どうかな???^^
ワタシ自身は、小6の時
当時の担任の先生にテーマをもらって
「葉の蒸散」について自由研究したのを覚えてます。^^