あさイチ(NHK)2022年5月9日放送の
『わたしたちの反抗期~思春期の声に耳を澄ませてみると~』を見ました。
我が家の現在小3のコドモは、まだまだ反抗期、
という感じはありません。
そして、ワタシ自身や実兄も反抗期って程のものはない自覚で、
オットもないし、というので、
反抗期に免疫? がない感じでして、
来るべき思春期の参考に? ということで見てみようと思いました。
中学2年~大学2年までの7人の
子ども達(皆さん、俳優さんとのことでした)が
出演されてました。
彼等(自己申告で、反抗期あり:4名、ない:2名、わからない:1名)が
1) (自身の)反抗期の経験を振り返る(反抗期がない子は、ないなりの経験で)
2) 経験をもとに(自身で)台本を書く
3) 自分で演じてみる(後半は(自らの心から出てくるものに従って)アドリブ)
ことを通じて、自分自身の気づいてない気持ちに気づいたり
それを言語化していく、ということを目指した企画がありました。
親役(今回の登場人物は母親という設定)は佐藤真弓さんで、
佐藤さんも後半はアドリブ、となります。
7人の子ども達それぞれのエピソードがあるので
ご興味あるかたは
見逃し配信をご覧になってみて下さい。
ワタシの率直な感想は、
もし、自分の親が、子どもたちの台本通りの感じの親だったとしたら
そりゃ反抗的態度とりたくなるかもな~、でした。^^
子ども達の主張・気持ちは、概ね、ワタシはわかる、と思いました。
子どもの側、ですね。^^
今回は母親、という設定だったので、母親に関してですが、
エラそうだったらゴメンナサイ。
気遣いにちょこっと欠けてるかも?
余計なことまでしゃべってるかも?
言い方が問い詰め口調過ぎるかも?
自分だけが正しいと思って、相手の言い分聞かなそうな感じするかも?
親子とはいえマナー違反?
というような感想を持ちました。
とは言え、実際の親御さんは多分いいかたで、
上述のこと以外の面だったりで素敵なところがたくさんあって
(完璧な人間なんていなくて、人それぞれ得意不得意があって)
お子さんのことを大事に思ってらっしゃるのは本当だと思います。
ほんの少し何かが掛け違ってるみたいな感じで・・・。
その証拠に? 子ども達みんないい子っぽかったので。^^ ←ここ重要!
以下、出てきていた子どもの意見です。ワタシも同じように思っています。
反抗期って、一言で片付けられたくない。
反抗期なんじゃなくて自己主張期なだけ。
明らかに相手(親)が悪いのであって、反抗してるわけじゃない。
反抗期があるからいい、とか
逆に、反抗期がないからいい、とか、
そういうことではなく、
思春期以前でも思春期真っ最中でも
思春期以降でも
自分の意見や気持ちを相手に攻撃的にではなく
伝えられたらいいな、と思いました。
確かに、子どもの側の伝える力が未熟、というのは、
子どもだから、あると思うので、
そこは長く生きてる大人がフォローできたほうがいいかな? と
ワタシはシンプルに思ってしまうのですが、
親も忙しかったり、ストレスたまってたり、
未解決の問題を抱えていたり、
心身不調だったり、etc. とかいうことは
十分想像できるので、
子どもが反抗してきたら、
そこは落ち着いて何かを考える大チャーンス!
と捉えられたらいいのかなー、と思うのだけれど。
反抗期はない、と答えていた1人の子
(反抗しない、というか、親に気持ちを伝えないで、
その分、親の言う通りにできない自分を責めるほうへ向けていた子)が
少し自分の気持ちを親に言った場面がありました。
母親役の佐藤さんの受け答えがよくって、
わかってもらえた! って思えたその子は
その後、すっごくポジティブになってました。
他にも、佐藤さんのアドリブ次第で
子どもは閉じていたドアを開けるようになったり
それまで言ったことのなかった「ありがとう」を口にしていたり。。。
お芝居上のやりとりで、ですよ!
実際の親に、そんな態度をとってもらえたなら、
本当にすごい力になるんだろーなー、と思いました。
反抗期について、思春期のホルモンの影響が・・・、というのは、
ワタシはちょっとわかりません。
個人差が大きいような気もしています。
と、エラそうに、
こんな風に書いているワタシが
小3コドモが思春期に突入した時に
何を思っているか、というのは、
我ながらちょっと見ものです。^^
罵詈雑言浴びせられてたらどうしよ?(冷汗)