ワタシも、コドモを「ありがとう」「ごめんなさい」
の言える子に育てたいと思っています。
でも、これまで、
「ありがとう」「ごめんなさい」を催促することはほぼしませんでした。
人に催促されて言う言葉じゃないと考えるからです。
お手本として、ワタシ自身がコドモに
「ありがとう」「ごめんなさい(実際には、ごめんね)」を
丁寧に言うように心がけて来ました。
オットは「ありがとう」をよく言ってくれる人で、
結婚式のスピーチで、新郎新婦に
「『ありがとう』の言葉を忘れずに」というメッセージを贈ったりもしています。
ワタシは、と言うと、そのスピーチを
「『ありがとう』と言ってもらえないよりは、言ってもらった方がいい。
一般的には、至極まっとうな考え。
でも、『ありがとう』って言いさえすれば、何でも許されると思わないで。
というか、心のない『ありがとう』なら、
言われない方がマシってこともあるゾ」
位の勢いで聞いていました。
(こういうところが、ワタシって性格悪い?と思うところの一つなんですが)
子育てで忙しい頃には、
オットに対して、
「『ありがとう』の言葉はいらないから、
行動をしてよ」と思った事もありますし、
あまりに反射的に「ありがとう」が返ってきて、
ほんとに思ってる?と思ったことも1~2回位?あります。
「ありがとう」も「ごめんなさい」も
ちゃんと心を載せて、
自分が本当にそう思った時に言えるようになってほしい、
というのがワタシの願いでした。
現在、コドモは
正直、こちらが面倒くさいほど
(「ありがとう」には、
できるだけ「どういたしまして」と返そうと思っていて、
それが、こちらに余裕がないと、結構めんどくさかったりする・・・)、
「ありがとう」が上手です。
以前オットに感じたのと同じように、
「『ありがとう』はいらないから、自分でやってよ」と思うこともしばしば。
例えば、冷蔵庫からお茶の入ったカップを取り出す時、
コドモは「お茶持ってきて」と言います。
持っていくと、
ごくごく自然に「ありがとう」と言ってくれて、
それはそれで我が子ながら大変すばらしいのですが、
「おいおい、自分でお茶持ってこようよ」
とも思います。実際、言ってますが。
「ごめんなさい」については、
家では、なかなかそういう場面に出くわさないので、
果たして、我がコドモがきちんと言えるのか、未確認です。
幼稚園で、一度、言っているというのは聞いているのですが。