「『わかばのこみち』ってなに?」
唐突に小1コドモに聞かれました。
「ん~と、それだけじゃよくわかんないけども。
若葉は5月頃の木とか草とかから生えてくる
若い葉っぱのことで、
そういうのが出てきたような木か草か、
両方か、がまわりに生えてるような小さな道って感じかなぁ。
何? その言葉?」
「教科書にのってたから」
教科書を見ると
・・・
五月五日は こいのぼり。
六月六日は わかばのこみち。
七月七日は 天の川
・・・
こくご 一 下 ともだち 光村図書
といった内容が。
日付と曜日の読みかたを教える内容で
説明や情景描写はなるほどゼロの記述でした。
そりゃあ、文脈から類推するということもできない・・・わ。^^
教科書では6月を象徴するイメージとして
『わかばのこみち』を使っているようです。
コドモに言ったのは
「そうやってわかんない言葉を1つずつ確認していくのはいいね。
お母さんに聞いたのはよかった。
これから自分で調べるようになるともっといいね~」
コドモは、とりあえず『わかばのこみち』って
意味はわからないけどとにかく音読したりしてたと思うのです。
それはそれでよくて。
わからないなりにわからないまま数をこなす、
トレーニングする、というのも力になるし、
スピード重視な場合もあるし、etc. と思うので。
でも、「あ、これ、僕は意味がわかってないや」
という意識がちゃんとあって、
それを覚えてて、やがて解決した、というのが
傍で見てて、嬉しいことだな~と思いました。
同じく教科書に出ていた「ハイキング」という言葉も
わからなかったそうな。
そう言えば、その昔、国語も英語も、
予習と言えば、わからない語句の意味調べが定番でした^^。
ということと、
ここからはちょっと話飛びますが、
『わかばのこみち』と言っても、
省略が多くて
ワタシも、草が生えてる感じの道なのか
木が生えてる感じの道なのか、
一瞬戸惑ったし、
道だってどれくらいの幅なのか、とか
路面はどんな感じなのか、とか、
イメージするものは
多分人によって全然違うと思います。
日常生活では、
いちいちそこまでイメージして文章を読まないで
情報として流しちゃう場合も多々ありますが。
そういうことまで豊かにイメージできるようになるには
やっぱり1つ1つの経験がとても大切だな~
と思いました。^^
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