「パスタを食べるとおいしい」
小3コドモが唐突に
「『パスタを食べるとおいしい』っておかしい(文章が変)よね」
と話しかけてきました。
ワタシは最初違和感はなく、
ん? そう? と思いましたが、
考えているうちに、あれ? ちょっと変? かな?
という感じに。
「『パスタを食べるとおいしく感じる』はどう?」
とコドモに聞くと
「それだったらいいと思う」
「『パスタは食べるとおいしい』は?」
「いいと思う。
『おいしいパスタ』『パスタはおいしい』
もいいと思う」
ふむ。そうだよね。
主語がないから、元の文は違和感があると言えばありになるのかな?
「おいしい」が形容詞だからかな?
調べてみました。(この調べかたでよいのかどうかも不明)
広辞苑の説明。
と
接続助詞
それに伴って後のことの起ることを示す。動作と動作とが引き続いて起ること、習慣になっていること、あるいは偶然のことも当然のこともあり、仮定条件の提示にも用いられる。 広辞苑 第5版 岩波書店
コドモの国語辞典の説明。
と
⑥仮に・・・ならば
例)早く行くと間に合う。
⑨ことがらが、同時、または続いて起こることを表す。
例)家に帰ると、友だちが来ていた。
⑩あることが条件になって、別のあることが必ず起こることを示す。
例)このひもを引くと、カーテンが開きます。
チャレンジ小学国語辞典 Benesse
ふむ。「おいしい」が動作的じゃないから違和感が出る、
と言えば出るのかな?
でも「おいしい」も事柄に含まれるのかな?
でも、起きてるってわけじゃないのかな?・・・
試しに
『を食べるとおいしい』でネット検索してみると
「みんなで食べるとおいしい」
「外で食べるとおいしい」という文例が出てきました。
さすがに?「パスタを食べるとおいしい」で検索しても何も出てきませんでした。
そういう意味では
「パスタを食べるとおいしい」も国語文法としてどうなのかは
さておき、一般的な使いかたとしては
おかしい、とまでは言えないということなのかな。
と、自分でスッキリする結論は出ていません。
が、こういったこだわりは
コドモのちょっとした特徴の1つかもしれないから
大事にしてほしいな~と思ったのでした。
ずーっと「パスタを食べるとおいしい」
って考えてたら、「ククククーク」みたいになってきちゃった。^^