かぜのたみさんの
『低コスト生活(ライフ)』を読みました。
こちらの本です。
と、本の話の前に
『上田と女が吠える夜』(日本テレビ)という番組の
『物欲モンスターとミニマリスト』というテーマの回を観てました。
タイトルからして、何かを煽ってる感じがしますが…。
どのようなデータなのかは不明なので
信憑性はよくわかりませんが
あるアンケートによると(どんなアンケートなのかの説明はナシ)
自分にあてはまるものとして
ほぼミニマリストである(と答えた人の割合。以下同じ):10%
ミニマリストに憧れる:69%
マキシマリストに憧れる:16%
ほぼマキシマリストである:5%
となったと紹介されていました。
ミニマリストに憧れる人が7割もいるんだとしたら
ちょっと驚きでした。
へぇ~。
で、かぜのたみさんの本の話。
私たちが身を置く世間の情報は、自分がどう考えるかよりも「これが正解」「これが答え」「こっちの方がイケてる」という感じで打ち出されていることが多く、あまりそれらに引っ張られすぎていると、どんどん「いまのままではダメなんじゃないか」とうっかり思わされる流れができている気がします。
『低コストライフ』朝日新聞出版刊 かぜのたみ著 以下同じ
ほんと、それだーと思って。
世の中、広告宣伝だらけ、提案してくる情報だらけで
適当に流していかないと
ほんと、つきあってられんわ。というのが最近の気持ちだったので
とても納得しました。
もう1つ。
とはいえ世の中の多くの方は案外、「手放さなくていいものをわざわざ手放そうとしている」場合も多い気がしていて、「無理やり手放そうとしない」というのも大事だと思います。
「手放そうとすることを手放す」と、意外とことは動くような気がするのですが、いかがでしょうか。しかし自分で書いておきながら、身につまされます。
何事も物事には両面あって
手放したほうが、ことがうまく動く場合もあるし
手放そうとすることを手放したほうがうまく動いていくこともあるし
ポリシーは大事だけど
たまには、やり方を変えてみたほうが新しい扉が開くかもしれないし
いろいろなハズだよね、と。
かぜのたみさん自身が
「身につまされる」と書いてらっしゃるので
かぜのたみさんも試行錯誤してらっしゃるということなのだろうと
思いました。
「お気に入りに囲まれた暮らし」
「丁寧な暮らし」「しない家事」etc....
他には、仕事と子育てのバランスの取り方の提案的な話だったりも。
発信者が「よかれ」と思って発信してるであろう場合でも
営業目的で必要以上に煽ってる場合もあるし
何となく圧を感じることはワタシはあります。
ライフスタイルのみならず
子どもの教育のことだって
こちらが正解、そうじゃないのは不正解
と聞かされてるような気になる場合があったりするけど
そういうのに振り回されなくてよいよって。
他には
「どんな小さなことでも自分で選んで、自分で決める」
「思った通りに行動していい」と自分に許可を出すことが、第一歩です。
なども印象に残りました。
全体的には
「低コスト生活」ありき、の本ではなくて
自分の本来の感覚で暮らすようにしたら
結果的に、かぜのたみさんの場合は低コスト生活になったよー
という本だとワタシは思いました。
ワタシはもう少し高コストで暮らしていきます。^^