マグちゃんニュースについての記事の続きです。
結論出ずに終わってますが、思うこと、つらつら。
そのニュースはこちら。
■「洗剤使わず洗濯」根拠なし
マグネシウム入りの洗濯補助商品を使えば、洗剤を使わなくても洗剤と同程度の洗浄効果が得られると誤解を与える広告表示をしたとして、消費者庁は27日、製造・販売した宮本製作所（茨城県古河市）に対し、景品表示法違反（優良誤認）で、再発防止を求める措置命令を出した。
2021年4月28日付け朝日新聞より
優良誤認：実際よりも優れていると宣伝すること
この措置命令を受けて、
宮本製作所さんは、パッケージ記載の商品案内を
変更して販売を続けるようです。（2021年5月6日時点以下同じ）
また、誇大広告と判断された、
古い商品案内が書かれている商品で
未開封のものについては、返品と返金を受け付けるようです。
他方、
NPO法人「食品と暮らし安全基金」という団体が、
「汚れを落とす根拠がビーカーでの実験しかなく、
『洗剤を使わずに洗濯できる』というのには根拠がない」
と報道した、とあるマスコミに対して、
該当記事には間違いがあるので、記事を訂正して下さい。
と申し入れしているようです。
曰く、
宮本製作所さん（又は社長）は
何百回も実際の洗濯による実験をしているし、
「食品と暮らし安全基金」でも
モニター30名で試して、効果を確認している。
ビーカーのみの実験ではない、とのこと。
それが、
消費者庁から試験機関でのデータを出すように求められて、
宮本製作所が試験機関に試験を依頼したら、
実際とはかけ離れたビーカーでの実験データが出てきて、
それを宮本製作所さんは内容を知りながらそのまま提出したのか、
又は、試験機関から直接提出されるシステムなのかは
わからないけれど、それが提出されて、
で、根拠としては弱い。広告は誇大表現である。
と判断された？？？ってことかなぁ？？？
いろいろと総合して考えて簡単に言うと。
（あくまでもワタシが考えただけ。事実かどうかはわかりません）
洗濯機での実験は宮本製作所さんは実施していて、
ある程度のレベルの検証はしているのだけれど、
数値で出せるような、ちゃんとした検証設備（実験設備）は
持っておらず？
（それは、食品と暮らし安全基金さんも多分同様？）
洗浄力が市販の合成洗剤と同等
消臭力が合成洗剤の10倍
除菌効果99％以上
といったことを科学的に証明できるところまでの実験データは
全然持っていなかった。
にもかかわらず、そのように謳っているので、
それは直して下さいね。
「はい、その通りです。申し訳ありませんでした」
という話なのかな？？？
そう考えると、
その他のマグちゃんに対する肯定的なクチコミの多さから判断しても、
ワタシの使用感も間違ってるわけでもなさそうだ・・・。
（効果ない、というクチコミもありますが。）
【宮本製作所】マグちゃん「洗剤使わず洗濯」根拠なし事件 - 好きに暮らす -now or never-
けど、メーカーさんの実験がそんな感じレベルなんだとしたら、
排水に流し続けることの安全性については
メーカーさん含め他の誰も調べていない、
と理解するのが妥当なのかな？
安全かもしれないし、安全ではないかもしれない。
マグネシウムが人体にとって必須ミネラルで、
肥料にもなる、ってことで何となく安心感を醸し出してるけど、
塩だって量によっては生物に有害だったりするわけで、
詳細はわからない・・・。
実際、黒カビの発生を抑えてるように感じられるし。
ということは生物に対して何らかの影響もある？？？
濃度の問題なのか？？？
8年前から販売されているようで、
これまで健康被害や環境汚染の話はワタシは聞いたことはないので、
現状程度の濃度ならばOKなのか？
確かに、マグネシウムが水中でどういったふるまいをするかという
説明もイマイチ、ワタシにはよくわからないんだなー。
（って、洗剤の洗浄過程で何が起こっているのかもよく知らないケド。^^）
合成洗剤も、問題起こしてだんだん改善されて、
現在に至っているわけで。
十分な安全性が確認される前に商品化されるケース、
ありますものね。
一体全体、マグネシウムを使っての洗濯ってどうなんですか？？？
