普段使っている駅のホーム(人はまばらな感じ)で
綺麗にメイクした推定20歳前後の
推定男性を見かけました。
ワタシにはとても美しく見えて
思わず振り返る程でした。
完全に見た目からだけで判断しているので
そのかたがどういう内面の持ち主なのかはわかりません。
近頃、LGBTQ+についての報道をしばしば目にします。
ワタシがこれまでの人生で漠然と思っていた以上に
ずっと多くの人がLGBTQ+だった・なんだな~、と
感じています。
メイクして美しかった男性の話題を
とある場面で出してみました。
割と好意的なリアクションがあり
「ワタシが思っていた以上に
そういう人ってたくさんいらっしゃったんだな~
って思って…」
とワタシが話すと
「そうだよね~」
と、そこまでは和やかに話が進みました。
が、そこから、話題は
「(一般的な)女性の恰好をした、美しくは見えない男性」
のことに移っていき
そういったかたについてはネガティブな反応が出てきて
その場では、それが多数派になりました。
ワタシは…、と言うと
同調もできず
かと言って反論もできず
曖昧に話題が終わるのを待ってしまいました。
で、ワタシは軽く凹む…。もう少し、何か…。
といったことがあって
オットに話してみました。
女性の恰好をした、美しくは見えない男性に対する
ネガティブな反応を
その時出た言葉通りに声にして出したところで
「そんなこと言ったらかわいそう!」
と
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・
たまたま、その場にいたコドモ小4が言いました。
「ママもそう思ったんだよね~」
実際に、その話題に出た人物をワタシが見たとして
どう感じるかはわからないのですが。
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・
オットは…
少し考えて
「言いたい人には言わせておけば?」
別に冷たい感じではなく、です。
(ワタシが)同調して盛り上がる必要もないし
あえて反論する必要もない。
本人に直接言っているわけではないし
本人に対して直接言うのはまた別だけど
心の中に湧いてくる感情自体に正解があるわけじゃなく
そう感じる自由もある…。
← 後半部分はオットの言葉のワタシなりの解釈。確認したわけではありません。
オットらしい反応だと思いました。
少し前の新聞にこんな記事が載っていました。
~ 言葉を直接投げかけられることがどんなにつらいか、身に染みた。
「骨格が男だから変だよ」
「表面だけ女性を楽しんでいる」
そんな言葉たちだ。
自分はマイノリティーなのだろう、という実感がようやくわいてきた。おそらくこの社会は、私という存在を想定していない。
2023年6月2日付け朝日新聞 ワンピースを着て、街へ出た 平岡春人 より
※平岡さんは、男性なのだけど、男性とみなされることに違和感のある記者ということです。
想像することしかできませんが
社会に自分の存在が想定されてない、、、
というのは、とてもツライことだろうな、と思います。
考え出すと深みにハマってしまうので。
ひとまずは
まだまだセンシティブなテーマであって
話題にする場合は
もう少し考えてからにしたほうがよかったのかな~と思いました。
そんな中
コドモの発言は嬉しかったです。
『かわいそう』なんて思われたくないかたも
いらっしゃいそうではありますが。
こういう子どもたちが増えたら
世界はもっとよくなるかもしれません。
コドモってば、流石、これからの人
最先端行ってる???^^
今後
そのままで進みづらいような場面に出くわすことも
もしかしたらあるかもしれないけれど
その、思いやり、配慮、忘れないでほしい
と母は思ったのでした。