毎年、防災の日近くになると、オットの会社から災害対策用品が送られてきます。
そんなわけで、我が家の災害対策を書きます。
恥ずかしながら、意識が低い、と自分で思っています。
それでも、地震もそうですが、台風、ゲリラ豪雨系の気象災害も、
本当にいつどこで起こってもおかしくない、
と、今年、夏の暑過ぎる暑さと共に、感じました。
我が家の環境と大まかな対策
海近くではない→津波の心配はほぼない
山近くではない→土砂災害の心配はほぼない
雪は降らない→大雪の心配はほぼない
平地で河川の近くである→洪水の心配がある
火山からの距離は、火山灰が積もる可能性がある位の距離
地震、台風、ゲリラ豪雨、竜巻、落雷、テロ・武力攻撃、火山噴火、感染症 etc.
考え出すとキリがないので、やりやすそうなことから。
地震対策として、
背の高い家具を置かない(元々家具少なめ)
高いところに重い物を置かない
はなるべく心がけています。
いよいよ洪水になりそうだ、という時には、とりあえず
1階にあるものを、なるべく2階へ移動する
つもりです。
多機能ポータブルラジオを追加
今年、オットの会社から送られてきたのは、ポータブルラジオライトでした。
AM/FMラジオ・ライトで、ソーラー充電・手回し充電・USBポート充電が
できるというものです。
ソーラー充電も嬉しいですし、手回し充電ができるのも嬉しい。
さらに、USBポート充電ができるのも嬉しい。
これを使って、携帯の充電ができるのも嬉しい。
『災害への備えとして手回し充電ラジオは持っておきましょう』
などマニュアルに書いてあっても、
なかなか後回し、後回し、となってしまい、準備できていなかったので、
嬉しいです。
サラッと現在の備え
□ カセットコンロ(冬の鍋物用)・カセットボンベ数本
□ 懐中電灯・乾電池・ライター
□ 手回し充電式などのラジオ(今回、頂いた)
□ 水(7年保存可能のものを購入)現状は12リットル分のみ
1人1日3リットルでまずは3日分、できれば1週間分の備蓄が望ましいと
言われるようなので、ちょっと少ないです。
我が家は水を買う習慣がないので、長期保存可能なものを選んでいます。
□ 食品(日常使いのもの+オットの会社からの頂き物)
□ ゴミ袋・ポリ袋・ラップ・トイレットペーパー・生理用品・手袋
(全て、日用品の延長線上で適宜ストック)
ウェットティッシュ(コドモのおしりふきが余ってる)
□ 貴重品+現金(100円玉も)と最寄りの公衆電話の所在の確認
□ 常備薬(我が家は、コドモのけいれん予防薬)・救急箱
コドモが多少なりとも大きくなったので、少しだけ不安は減りました。
トイレ用品
そして、肝心のトイレ用品をまだ購入していないのですが、
もし、今、水洗トイレが使えない状況になったとしたら、
こうしようという考えはあります。
そもそも一戸建ては少しだけ安心
今回いろいろ調べて、初めて知った事だったので、書いておきます。
一般的に、一戸建ての場合、「直結直圧方式
(水圧のみで各家庭に水を引き込む)」を採用していて、
電力は関係していません。
なので、停電だから断水になるという心配はあまりないのだそうです。
とはいえ、稀に、浄水場が停電し、
かつ浄水場の自家発電機が機能しないような場合に配水不能になったり、
配管設備等が破損したりした場合は、やはり一戸建てでも断水します。
一方、マンションの場合は、
「受水槽式」や「直結増圧方式」という方式を使っている
(5階建て以下くらいだと、「直結直圧方式」を使っている場合もある)と、
動力源として、電力を使っている場合が多く、
停電したら水道も止まってしまう場合があるそうです。
それでも、マンション独自に自家発電機を備えていたり、
受水槽が最上階にある場合は、すぐに断水することはないそうですので、
一度確認しておくと、いざと言う時に対処しやすいかもしれません。
我が家は一戸建てなので、ちょっとだけ不安が減りました。
土に還すという発想はどうか?
いろいろ勉強していくと、
バイオトイレ、コンポストトイレ
(商品もありますし、自作される方もいらっしゃるようです)と
いう考えに行きつきました。
要は、人間も動物であるという発想の元、排泄物は土に還す、
ということです。
それで、土に還す為に、いろいろと工夫されているのですが、
結構面倒そう。
土に還る(発酵、熟成が進み、肥料状態になる)までの
途中の状態が長いし(数ヶ月~1年)、
その途中のものを捨てようと思った場合には、
捨てる場所に困りそう(ワタシの自治体は、土は処理困難物指定でした)。
完全に発酵、熟成して、肥料状態になったら、
土に戻せばよいと思いますが、そこまでが、結構難しそう。
というのが感想です。
大と小を分けるとにおいが減る (何か食されている方は閲覧注意です!)
これはいざという時、役に立ちそう?と思った情報が1つありました。
大と小を分けるとかなりにおいが減るそうなのです。
自分で実験したことがないので、絶対、とは言えませんが、
バイオトイレ関係の方々、アウトドアの達人のような方々の多くが、
そのように説明しており、おそらく、そうなのだと思います。
小さいほうはとにかく、何かの容器に溜めて、フタをしておき、
トイレが使えるようになったら流す。
流す時等はキツいと思いますが、
ゴミも出ず、これがいちばん楽そうです(ワタシ個人の感想です)。
大きいほうは、7~8割が水分と習った記憶があるので、
乾燥させるのもいいかな?と考えたりした
(笑えるところ? 笑えないところ? 笑)のですが、
(乾燥したらにおいも緩和されると思いますし)
乾燥させるまで、どこにどのように置いておくかが悩ましいな、と思い、
やはり1回分ずつ、レジ袋系のものに入れて、まとめておくかなぁ~と。
袋を何重かにして(防臭袋というものもあるそうですね)、
フタつきの何かの容器に入れておき、
ゴミ収集が始まったら、ゴミとして出す(出してもよいか自治体に要確認です)。
と、そこまで考えてオットに話してみたら、
しばらく考えた後に、
「普通に、簡易トイレや携帯トイレ的なものを買って」
とのことでした。
確かに、「下痢な家族が出たら困るな~」と、
ワタシも思い直すところもあり、
多少なりとも何か準備しておこうか、という結論になりました。
ちゃんちゃん。
以上で、自宅避難状態は何とかなる?かな?
自宅避難が不可能になった場合
自宅のほとんどのものが使えなくなるレベルの災害の場合
洪水で、2階まで浸水、又は自宅が流される。
又は、地震で、自宅が倒壊して、自宅内のものを取り出せない。などは、
そもそも備蓄していても意味がありません。
命と、せいぜい貴重品を守るのに精いっぱいになりそうです。
自治体の指示に従うことと、後は、
交通が寸断されていなければ、
近県の義実家か、少し離れた県の実家を頼るでしょう。
後は保険も多少入っているので、 何とかなる?かな?
非常持ち出し袋がよくわからない
非常持ち出し袋(+外出時の災害対策グッズ)というのが、実は、
今一つ、イメージも準備もできていません。
貴重品+どこまでの範囲の物をどれくらいのサイズや重さで
そろえればよいものやら・・・、というわけで、
それは、これから、また勉強しつつ、オットとも相談しつつ、考えてみます。
とりあえず、現状での我が家の災害対策でした。
オットの会社からこれまでに送られてきた災害対策グッズ。
青いのが、今回送られてきたラジオ。ありがとうございます~。