好きに暮らす

短時間パートママが小5男子の子育て中。好きに書いてます。^^

【実家の片付け】母と一緒にしたよ!

11日間の帰省期間中に実家の片付けをしました。

 

 

片付けたしたいな~と思った理由は?

昨年10月に帰省した時に

帰省した! - 好きに暮らす

実家(田舎の一戸建てに母一人で住んでる)がかなり散らかっていました。

でも、家主の母本人に片付けよう

という気がないなら仕方がないかと

放置モードだったところを(ちょっとワタシが口を出すとケンカになっちゃうし)

実家の片付けって

上手くやると、ものすごく楽しいものになる

という動画を見たりなんかして

実家の片付けを母と一緒にしたい! - 好きに暮らす

ワタシもやりたいな~と思っていました。

 

どんな風にやった?

片付けのセオリー的なものとして

だ・わ・へ・し

「だす(全部出して総量を知る)」

「わける(種類ごとに分ける)」

「へらす(不要なモノを手放す)」

「しまう(あるべき場所に収納)」

(整理収納アドバイザーの井田典子さんが提唱されたそう)

を念頭に置きつつも

 

全部出すのも大変よ。←量が多いから。あちこちに散らばってるから。

分けるのも大変よ。←上に同じ。

減らすのも大変よ。←これは母次第なのだけど、母はなかなかに溜め込む人。

というのがワタシの心の声でした。

 

というわけで、あまりよい方法ではないかも?

と思いつつも

まずは、クローゼットや収納からはみ出ている服を

使いやすいように整理しようよ、と母に提案して

片っ端からアイテム毎に分けて

その上で、1着ずつ広げて確認作業から。

「これは?」

「これは?」

 

ワタシからしたら

もう、十分に着尽くしているような傷んでいる服や

今後、まず着る機会はないだろうと思われるような服にも

様々な説明がつけられて、とっておく方向へ…。

 

傷んでいる服であっても

綿素材ならばやがてウェスにできる

庭の草むしりをする時くらいなら着ることができる

後は、お決まりだけど

値段の高かった服だから、上等な服だから…とか…。

 

今回の片付けの目的は?

全然、服を減らす気のない母に

一時イラッときそうになったワタシですが

ここで今回の試みの最大の目的を思い出しました。

 

これは

母の、服にまつわる思い出を

ワタシが聞いておこうという企画であって

減らすことが目的ではない。

どうせ、納屋とか、他にもモノ(農機具とか、大工道具とか、他にもいろいろ)

は、いっぱいある。

母がとっておきたい服なのだったら

スペースはあるんだ(田舎の家なので、広さはある)

わかりやすいように分類して並べておけばよい…。

母が暮らしやすい程度に片付けられれば、それでよい。

 

と、気持ちを切り替えて、自分からはあまり何も言わず

淡々と

「これは?」

「これは?」

 

母は服が好きだった! とワタシの胸の内

驚いたのは

その、服の1つ1つを

母は、ほぼ全部覚えていて、説明がついてくるところ。

ごくごくたま~に、よく覚えてないような服もあったけど。^^

 

母って、もしかして

 服がすごく好きだったんだー

と気づきました。今更だけど。

 

母さん、オシャレさんだったんだー

って言いました。バッグ類もたくさんあった。

 

「母さん、こんなに、服たくさん持ってたの???」

とも思って(母も、自分で驚いてた!)

心の中に、こんな呟きが浮かんだような浮かばなかったような…。笑

「こんなに買ってなければ

 もっと他のことにお金使えたんじゃない?」って。

 

さらに!

マジで!

こんなに母自身の服を買ってるんだったら

オシャレしたい盛りの

多感な時期(高校生くらいまで)のワタシの服も

もうちょっと買ってほしかったよ。

ワタシも遠慮しないで

もっとねだればよかった…。

 

とは、思いました。言わなかったけど。

 

まー、いろいろ話してると

「服を買うのに、あんまり我慢したことはない」

って言ってたから(母自身も働いていたしね)

それは、好きに服とかを買えて幸せな人生だったね!

とも思いました。

それはよかったよ!

 

そんなこんなで

それでも45リットルサイズのゴミ袋に3袋分は

処分しよう、ということになり

その分、減りました。

 

母も自分なりに片付けしてた

はみ出てる分を一通り見直しした段階で

できれば、少しは箪笥やクローゼットに収納したい

という気持ちが湧いてきて

箪笥やクローゼットの服も

1着ずつ、母に

「これは?」

「これは?」

 

その途中で気がつきました。

一番よく使ってる箪笥の中の服に関しては

母は母なりに、何度も服の見直しをしていた、ということに。

何度も見直しをして残ったものが

現在、箪笥に残っている服…。

 

「そっかー。母さん、実は何回も服の見直ししてるんだね」

 

「そうだよ。何回もやってるんだよ。

 だから、要らない服は1着もない、って言ってるのに

 『捨てて下さい』って言われても…」

 

何回も自分で見直しして、その上で残してる服なのに

「もっと捨てて下さい」

って言われても、それは捨てられないよね

捨てられない自分を否定されてる、怒られてるような気持になるよね

 

と思ったので

その箪笥の中の服にはあまり手をつけないまま

また別の箪笥のほうで減らせるものを減らしたりなんかして

収納ケースも駆使して

何とか残った服全てを

アイテム毎、着用頻度、シーン等毎に分類して

使いやすいように収納し直す、と。

引出にはマスキングテープでラベルを作って貼っておく、と。

 

収納からはみ出た分がなくなる程度までは減らせて

とりあえず、ワタシ的には合格ライン。

 

後は、食器類、キッチンツール

日用品、洗面台付近

ありがちな紙袋、割り箸etc. も同じような感じに

とにかく目につくところ、気になるところから

全出しして、軽くアイテムごとに分けて

減らして、使いやすいようにしまう

をやって、それなりな感じになるまで。

 

服でも何でも、ワタシに譲る、とか

誰かに譲るのであれば譲るよ

という部分は結構あったみたいなので

もう少し時間や余裕があれば

そういうことも考えられる部分はありそうでした。

今回はできなかったけど。

 

ともかく

あーだこーだ言いながら、片付けできてすっごーくよかったです。

帰省の、移動日を除いて9日間。

小4コドモが起きてくるまでの時間や

多少はコドモに1人遊びしてもらってる時間を使って

結構、片付きました。

いろいろ話も聞けて

本当に有意義な時間になりました。

 

大変と言えば大変だけど

ワタシが元々、片付け自体は好きなせいもあって

大満足!

がんばったー。

ワタシも母も。

と叫びたい気持ちです。笑

 

帰省の最後、実家に来た兄貴夫婦に

「すっごい片付いてる。がんばったなー」

と、お褒めいただきましたー。^^