スポーツに打ち込む人は、どうやって、そのスポーツを選ぶんだろう?
運動部に一度も入ったことのない、ワタシの疑問でした。
その人それぞれの理由、感覚、経緯があるのだろうと思いますが、
身近なスポーツマンであるオット(元ラガーマン)に、
ラグビーがいいと思った理由について聞いてみました。
その話が興味深かったので、書きます。
「ラグビーの試合を観て『これだ!』と思った小4の時に、
そう思っていたわけじゃないけど、
大人になって振り返ってみると、・・・」と前置きをして、
「他のスポーツだったら、あ、バレーボール以外ね。
バレーボールは僕はできないから。
例えば野球だったら、僕(と同じ運動能力の人間)が9人いたら、
そこそこ強いチームができる。サッカーでもそう。
(自慢みたいでスミマセン。小学生で野球、中学生でサッカーをやって、
その上での率直な見方なんだと思います)
だけど、ラグビーは、僕が15人だったら、まず試合することすらできない。
僕はスクラムが組めない(最前列3人の役目)から。
僕が最前列でスクラムを組んだら、首の骨が折れてしまう。
一方で(一般的に言われるような)運動能力は僕より低くても、
スクラムは組めるという人がいる。
僕にはできないことができる人なわけだから、本当の意味で、尊敬できる。
「こいつ、すげーな」って。
僕みたいな人間だけが集まっていても試合はできない。
僕と違う人間がいないと成り立たない。
本当に、チームプレーなんだ。
だから、ラグビー、いいんだと思う」
と、教えてくれました。
そういえば、こんな記事を最近読みました。
私は、王貞治さんと江夏豊さんから「野球を始めたきっかけは、バットにボールが当たる音に魅了されたこと」と聞いたことがあります。
2019年8月27日付朝日新聞 フリーアナウンサー 松本秀夫さん
あくまでもきっかけであって、その後様々経験していかれて、
周囲のいろいろな反応もあって、の野球なのでしょうけど、
へ? って、何だか拍子抜けしました。^^
コドモ(5歳)が、これから何に出会っていくのかわかりません。
その出会いを大切にできる母親でいたいな、と思っています。
(連日の、マイクラの戦いごっこの相手はキツイけどね~)
これからの、ワタシの出会いと、オットの出会いも、ですね。^^