小1コドモの「サイコロの目の数を答えましょう」という算数の問題です。
「ぼく、かぞえないでかくよ」 だそうで。
そっか~、そういう段階にきてるんだ~と思いました。
いつからそうなったのか全く記憶にないですが、
サイコロの目の数くらいだったら、ワタシだっていちいち数えていません。
パッと判断? 把握? します。
レイアウト具合でわかるというのか
無意識に数えているというのか
どう表現するのが正しいのかわかりませんが、
自分も遠い過去のいつからかそういう段階に入り、
コドモは最近?(ワタシが気づかなかっただけでもう少し早いのかも?)
そういう段階に入ったのだな~と思いました。
そういえば、ワタシはソロバンを習っていたので、
簡単な計算は、頭の中で文字通りソロバンをはじいて
(ソロバンの玉の動きを思い浮かべて)計算するのですが、
最早、ソロバンをはじかない場合の計算の仕方が想像できなくなっていました。
ソロバンをはじかないで計算するオットに
「もしかして頭の中で筆算してるの?」なんて聞いてみたりしても、
オットの表現力もイマイチ(失礼!)なら私の想像力もイマイチで
見えない脳内のことでよくわからなかったです。
改めて聞いていくと、
どうやら数を量として思い浮かべているようで。
18と言われると、ワタシだったら、
ソロバン上に18(を表す玉)を置いた状態をイメージしますが
オットは例えばブロック10個の塊とバラの8個を思い浮かべている、
みたいな感じのようです。
18+17
と言われると、ワタシだったら頭の中でソロバンを思い浮かべて
玉をはじいて 35 と計算しちゃいますが、
オットの場合、
18+17=(10の塊+8)+(10の塊+7)=(10+10)+(8+7)
=20+15=35
と計算するんだそうです。
そういえば「(筆算の考えとは真逆の)大きい桁のほうから計算してる」
と何度も聞いてました(ワタシのほうでイメージできていなかった・・・)。
「そのやりかた学校で習った?」と聞いたら
(ワタシは習った記憶がありません。覚えていないだけかも?)、
「習わないよ。学校は筆算を教えるから」
「自分でやりかた考えたってこと?」
「う~ん、そうなのかな」
「そっちのほうが(筆算するより)速いよね」
「う~ん、わからない。他の人がどうやって計算してるか知らないし」
なかなか計測? することが難しそうな能力ですが、
数を量として感覚的に把握できる力を量的感覚と言い、
計算が速い子は、この量的感覚に優れている面がある、っぽいです。
(計算方法を工夫して速くする、というのは別にして、です)
そういう意味では、オット、量的感覚に優れている? のかも?^^
先天的な能力部分もありつつ、
幼少期(大人になってからも)の遊び・経験等で
ある程度伸ばすことも可能な能力のようです。
計算が苦手な子供の場合
(我がコドモについては未知数なので、棚上げしておいて^^)、
この感覚的な部分でつまずいてる可能性もあるかな~と思います。
やみくもに計算練習させるより、
感覚を伸ばす(具体的な量を頭の中にイメージさせる感じ?)ほうが
先決な場合もあるかな~と思ったのでした。
よく言われますが、レゴブロックとか? 子供の好きな方法で。
2×3のブロックとメロンパン(かけ算と引き算) - NOW OR NEVER
皆さんは、どうやって計算していますか?