小学校で、コドモが先生から『〇〇さん(苗字)』と呼ばれていました。
男の子も女の子も一律『△△さん 』です。
今どきだな~と思いながら聞いていました。
ジェンダー問題と、最近では
いじめを助長するからといった理由で
ニックネーム禁止だったりするそうなので、
そういった流れもあるのかな。
実際、先生が全員を「さん付け」することによって
児童の言動が落ち着いてくる傾向がある、
といった研究報告もあるようです。
園時代は(先生からも)
男の子は「くん付け」
女の子は「ちゃん付け」で、
小学生の現在、
同級生どうしで呼び合う時は、
男の子は「くん付け」女の子は「ちゃん付け」
のようです。
これまでのワタシの大まかな理解は
さん・・・目上の人(男女問わず)
少し距離感のある人(男女問わず)
学校生活では女子
くん・・・同輩か目下の人(男女問わず)
仲のよい先輩に使うケースもある
議員
学校生活では男子
一般的には男性に使われるケースが多い
と捉えていました。
思い返してみると、
以前勤めていた会社の社長は男性社員を
「くん付け」していましたが、
ワタシ含めた女性社員のことも全員「くん付け」でした。
今思えば、当時それで全然違和感がなかったので、
その考えでいけば、
学校生活で、先生が児童を呼ぶ場合、
一律「くん付け」でも悪くないのかな~なんて思いました。
慣れるまで慣れないでしょうけど。^^
面白いな~と思ったのは、
一般的な話として(ワタシがそう思ってるわけではないです)、
「男性のほうが女性より上」という感覚が残っているように
感じられる日本(いわゆる男尊女卑というもの)で、
以前までは、学校では
女子が「さん付け(=目上に使う)」で
男子が「くん付け(=目下に使う)」
で呼ばれていたんだというところです。
女子のほうが上っぽく呼ばれていた、
と受け取ると、ちょっと面白いなって。
女子のほうが(一般的に)繊細だから
丁寧に対応しなければ、ということの現れ? とか?
むか〜しは、男性教師が圧倒的に多くて、
女子とは距離感があったから? とか?
何か興味深い仮説ありますか?
配偶者をどう呼ぶか、という議論も最近はあるようで。
ワタシは、ブログでは、一番対等っぽいと
ワタシが感じる「夫(オット)」を使っています。
日常生活で「夫」では堅苦しい感じがする場面は、
話し相手によって「旦那」にしたり
より堅苦しい印象? の「主人」を使う時もあります。
(調べていくと「旦那」もそうそう砕けた感じで
使うような言葉でもないとか、
いろいろと意味合いもあるようでしたが)
配偶者間に主従関係があるわけじゃないから
「『主人』と呼ぶのはおかしい」という意見も理解できるし、
でも、一般的な丁寧語として記号的に使ってるだけ、
という面もあるし、
「その記号的に使うところから知らないうちに
主従関係的な考えが刷り込まれるんだよ~」
という意見があるのもわかります。
ワタシは、言葉も時代と共に少しずつ使いかたが変わっていくもの、
と思っているので、あまり、これが正解でこれは間違い、
ときっちりラインを引くことなく、臨機応変に使っている感じです。
どなたかの配偶者を呼ぶときは、
「旦那様」「旦那さん」「奥様」「奥さん」
場面によっては
「パートナーのかた、パートナーさん」「お相手のかた」にします。
ワタシは使いませんが「相方」とか「ツレ」という表現は好きです。
どちらも男女共に使えるところもよいです。
オットは、外ではワタシを
「奥さん」とか「かみさん」と表現しています。
「その2つで使い分けてる?」と聞いたら、
「いや、何も考えてない」とのことでした。
笑って「あ、でも、かみさんのほうがいいか?
おかみだから(敬ってる感が出るの意)^^」
「『家内』は堅苦しい感じだから使わない」だそうです。
ワタシ個人としては「奥」でも「かみ」でも
どちらの呼びかたでも
オットがワタシを下に見ている、というニュアンスは
全く感じないので、
どちらでもかまわないのですが。
強いて言うなら(偏見かもしれませんがワタシの感覚です)
「奥さん」のほうが若い感じを受けるかな。
「かみさん」と言うとワタシは「刑事コロンボ」を
思い出しちゃって・・・。
(わかるかたいらっしゃいますか?^^)
お互いを呼び合う時の呼びかたは、
結婚する時に話し合って
ワタシは「◇◇さん」と「さん付け」
オットは「◎◎っち」と呼ぶことが多いです。
ワタシのほうがオットよりも下という意味ではなくて
リスペクトを込めて、「さん付け」のつもりです。
(ワタシのほうが年上なので、少しバランスをとるみたいな感覚も)
身内にオットのことを話すときも
「◇◇さんが〜」と話します。
こういった言葉遣い、
これからの社会でどんな感じで変遷していくのかな~と思います。^^