『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』を読みました。
こちらの本です。
お金持ちの家はスッキリ片付いている、とはよく聞きます。
自分と同年代女性FPが書いた本、ということで
興味を持ちました。
まずパラパラと立ち読みした際に
それぞれの見出しがキャッチーであることはご容赦ください。部屋が片付けられなくても、パンパンのブタ財布を持っていても、お金を貯められる人はいるでしょう。
『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』黒田尚子著 日本経済新聞出版 以下同じ
と書いてあるのに目が留まり、
あ~、耳目を集める為に、
本のタイトルからして
そんな感じで作ったんだろうな~、でしたが
そこはさて置いて。^^
ワタシは、お金に困らない状態でありたいし、
部屋もきれいであるに越したことはない・・・。
以下、印象に残ったところだけ、メモしていこうと思います。
「ニーズ」と「ウォンツ」
新しく買うもので、「本当に必要なもの」はごく少ない
世の中の様々な商品やサービスのマーケティング戦略のほとんどが、ウォンツに訴えるように作られている
モノがあふれる現代では、私たちの「ニーズ」は既に満たされていることが多く、「今まで持っていなかったが買おうとしているもの」の多くは「ウォンツ」に割り振られることを常に意識しておきたいものです。
ライフスタイルや家族構成etc. が変わったり
年齢を重ねるにつれ、買い替えのニーズが出てきたり
というのも勿論あると思いますが、
基本的にはニーズは満たされている、という意識は
頭の片隅にあってもよいかも。
ウォンツで突き進みたい場合もありますけども。^^
年収1000万以上の人々に共通する時間の使い方
①常に優先順位をつける
②物事の判断にかかる時間が短い
③やる必要のないことに時間を費やさない
④やらなければならないことを後回しにしない
⑤決めたらすぐに行動に移す
と挙げてありました。
どの項目もちょっと意識してみたいと思います。
そうしたら、より楽しい毎日になるかしら?^^
4つのWORK
①ライスワーク(rice work)
食べるため、お金を得るために仕事をする
②ライクワーク(like work)
好きなこと、自分に適性のある仕事をする
③ライフワーク(life work)
人生をかけた仕事をする
④ライトワーク(light work/right work)
人に、社会に、光を当てるor正しいと思える仕事をする
①~③は聞いたことありますが
④は初めて聞いて、ナルホド~と思いました。
人に光を当てる、ということなら
無償の子育て・介護的なものも light work に入るんじゃないかな~、
なんて勝手にワタシは思って。
(一般的には、メジャーなところで言って
中村哲さんや緒方貞子さんの仕事とか思い浮かぶのかな~と思うけど)
そう捉えると、
子育てしている自分自身のことも
ちょっと誇らしく思えたりなんかして・・・。^^
著者によると
①~④は順番を示すものではなく
人生の中で様々に移行していくもの、というような説明でした。
①~④の全てを併せ持つ仕事というのも普通にあり得ると思うし。
自分の仕事はどれだと感じつつ日々従事しているんだろう? と
自分で理解しておくことは1つのポイントになるような気がしました。
人間の幸福度を下げる要因は「慣れ」と「比較」
まさに!
お寿司ばっかり食べてると、
お寿司を食べるのが日常的になってしまって
有難みがなくなっちゃうって話!
お寿司を食べるなら理由が欲しい - 好きに暮らす-now or never-
と、人を羨ましく思い始めたらキリがないです。
ということで
「地位財」にお金を使うなら、他人との無用な比較はせず、「ハレ」と「ケ」のメリハリをつけて日々暮らしていく。そして「非地位財」の質と量を高めるためにお金を使うことが、現代の私たちにとって幸福度を高める秘訣です。
地位材の例:所得、社会的地位、物的財
非地位材の例:健康、自主性、社会への帰属、意識良質な環境、自由、愛情
経済学者のロバート・フランクが『幸せとお金の経済学』(フォレスト出版)で提唱。
「結婚」は捉え方次第でどちらにもなり得るとのことでした。
終わりに
周囲の、子育てほぼ終了ママたちからは
「中学生になったら、
子どもにもこだわりが出てきたりしてお金かかるよ~」
と言われているので、
小学生のうちが貯め時なの? - 好きに暮らす-now or never-
コドモが小3の我が家は後3年間が勝負なのかどうなのか???
先行き不透明な世の中っぽいですが
(と言っても、実祖母の生きた時代・境遇よりは全然よい、とも思っている。
こういう言いかたを、決して好きなわけではないんだけどね)
上手にお金を使っていきたいな、と思ったのでした。