好きに暮らす

短時間パートママが小5男子の子育て中。好きに書いてます。^^

Dear Girls サヨナラしたい8つの呪縛~朝日新聞連載記事から~

2019年2月終わり頃から朝日新聞で、
『Dear Girls サヨナラしたい8つの呪縛』と題して、
「女なのに」「男なのに」みたいなものにまつわる
「呪縛」みたいなものについて連載されています。 

 

これまでのタイトルは

①「声あげる女性黙れ」の空気

②「男が上」学校の刷り込み

③生き残るため「男社会に同調」

④「女は家のことを」固定観念

⑤「男は仕事してなんぼ」重圧

⑥お茶の用意は「女性の役割」

⑦年齢や容姿「自虐」で予防線

⑧「ウケるから」差別潜む表現

というものです。

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ワタシが小さい頃、

父は、母に、ことあるごとに

「だから女はだめなんだ」と言っていました。

(ワタシに向かって言っていた覚えはありませんが)

 

兄は、ワタシに

「女はバカな方がかわいい」と言っていました。

「女の割には頭がいい」というようなもの言いも聞いたことがありました。

 

母が、台所仕事的なお手伝いを頼むのは兄ではなく、ワタシでした。

 

子供の頃から、全部、おかしい、と思っていました。

 

「だから、女はダメなんだ」という父に

「じゃ、同じ女のワタシはどうなるの?」と思いながら、

ワタシに言ってくるわけじゃないから?、言い返すということもせず。

ただ、その「女はダメ」発言が頭に来るから

思春期の頃は、あまり口をきかないというようなことで反抗したりしました。

(思春期の子供のすることですから~笑)

 

よく母に「息子のことは何となくわかるけど、

娘の考えてることはさっぱりわからない」とこぼしていたそうです。

 

社会人になってから、

「小さい頃、『だから女はダメなんだ』ってよく言ってて、

すごく嫌だったんだよ」と1度言ったら、

すでに、かなり丸くなっていた父は

「そうだったか」みたいな、何ともとぼけた感じの受け答えをしていました。

 

兄には、何も言い返していません。

多分、兄自身も今更自分の発言を覚えていないのではないかと思います。

(今度、機会があったら聞いてみよう)

「ワタシが兄と同程度までには賢くないのは、

ワタシが女だからではなくて、

女性でも賢い人は賢くて、

ワタシがそれを証明できていないだけなのに」

と思っていた覚えがあります。

 

ワタシにばかり手伝いを頼む母には、

「何でワタシばっかり!」と言い返していたように思います。

それでも、ワタシばっかりでしたけど。今も。

ま、そこは、そういう時代に育った母でしょうから、

今更どうこう言うつもりはありませんが。

 

ただ、これから、

コドモを育てていく身として、

どういう手本、家族像をコドモに見せていくか、

というのは考えどころだな、と思います。

 

時代はジグザグしつつ、行きつ戻りつしつつも、

どの程度の浸透スピードになるのかは、

ワタシにはわかりませんが、

いちおう、

カンタンなコトバで言ってしまうと、

男女平等の方向にいくのでしょう。

 

現在、コドモの通う幼稚園の門のところには

「お母さんと手をつないで渡りましょう」と書いてあります。

幼稚園にあるのは「父の会」もしくは「父母の会」ではなく、

「母の会」です。

ピアニカの色は、男の子は水色で、女の子はピンクです。

それらは、いつか変わるのか、あるいは、変わらないのか。

ワタシは、変えたいと思うのか? 変えたくないのか?

行く末を見守りつつ、

 

ただ、いたずらに男女平等、というのではなく、

世の論調がどうであっても、

『母』というものについては、

自分の体感、感性にも添って、

よりいっそう注意深く、感じて、考えて、いきたいと思っています。

その間に子育て終わっちゃうでしょうけど~(笑)。