作文の秘訣を一言でいえば、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということだけなんですね。井上ひさし
ちょっと、うまく書けないと思いますが、覚書として書きます。
20代の頃、
何についてだったかもう忘れてしまいましたが、
何かについて、
「誰もわかってくれない」と絶望的に暗い気持ちになったことがあります。
というのは嘘で、
なぜそんか考えが浮かんだのか自分でもわからないけれども、
ふっと
あ、
誰もわかってくれない
っていうことは、それこそが個性、ワタシ、なのかも?
というようなことを思いました。
自分にしか書けないことって、
自分しか体験していない、か
同じような体験でも、自分独自の反応をしているか、
自分とその体験双方の相互作用であって、
100%同じ状況というのは、作れない、と。
「誰もわかってくれない」っていうと、
悲しみやら怒りやらの、ネガティブな感じのセリフと
捉えられ勝ちだと思いますが、
自分にしかわからないような感情を経験してるってことは、
もしかして、
それこそが自分が自分であることの証拠ともいえる?かも?と思って、
なんだか嬉しいような気持ちになりました。
誰にもわかられない=オリジナル=世界に一つだけ
のような図式で。
そんなことを思い出させてくれた冒頭の文章だったのでした。