佐渡島庸平さんの『観察力の鍛え方』を読みました。
こちらの本です。
感性は習慣によって養われる
前段階として、
しばらく前から、何をするにも(衣食住満たして日常を楽しむこととか)
結局センスが大事!
みたいなことをぼんやり考えていました。
センスのいい人っていいなー、
でも、センスなんて曖昧なもの、
生まれつきのものも大きそうだし、
どうやったらよくなるんだろ?
とも。
そんな中、ある日見つけた書籍の広告。
感性は習慣によって養われる・・・、とな。
書籍の内容を検索してみると、
習慣が大まかに分類されており
「整える習慣」「視点を変える習慣」
「好奇心を持つ習慣」「決める習慣」と章だてされていました。
その中で、一番目に出てくるのが
「観察する習慣」となっていました。
(順序に意味があるかは現在未読なので、わかりません)
「観察」かー。
と思っていたところに、
別の流れで
佐渡島さんの教育談義動画をたまたま見ていて
ちょっと佐渡島さんにも興味を持って、
そして、
「観察力」という文字を見て
本書を購入した、という流れでした。
「観察力」こそがドミノの一枚目
何を習得すると、長期間、広範囲に影響を及ぼすのか。ドミノの一枚目になるものは、何か。〜略~ 経営や創作に役立つ能力は何かを考えたときに、僕が直感的に思ったのが「観察力」だ。
観察力を鍛えると必然的に他の能力も鍛えられる。しかし、他の能力を鍛えることを意識していても、観察力の成長はゆっくりだろう。
観察力こそが、ドミノの一枚目だ、と。
『観察力の鍛え方』佐渡島庸平 SB新書 以下同じ
経営や創作の一番目が「観察」というのは
これまで意識したことがありませんでした。
が、言われてみればそうなのかも?(まだ半信半疑状態)
と今回意識化できたことがとてもよかったです。
子育てにも「観察」って大事だと思うし。
本の内容については、消化不良で
具体的にどうワタシの日常に落とし込めるんだろう?
という感じも残っています。
が、佐渡島さんご本人も
あいまいなまま、わかりきっていないままの、ある意味では、いい加減な文章の積み重ねがこの本だ。この中途半端な状態を、むしろさらけだすことによって「観察について考える参考になった」という人が現れたならば幸いだ。
と書いてらっしゃるくらいで。
確かに、まだまだ完成品ではない感じの本でもありますし。
スミマセン!
けど、そこに、勇気づけられるところもあります。
完成品じゃなくても表に出してしまうことで動くものもある、というところに。
とりあえず、
ワタシは半径5メートル以内をよく観察する
ところから始めよう。と、思わされました。
本書内に出てくる、
漫画家羽賀翔一さんに佐渡島さんが課したお題
「半径5メートル以内の出来事を毎日1ページマンガにする」
の真似っこです。