無印良品さんでしばしば買い物をする。
何がワタシにとって魅力なのかなーと改めて考えてみた。
意外な結論ではないだろう、と思うけど
とりあえずシンプルなものが多くて
大きくハズすことが少ない。
これが一番かなー。
以前、読んだ本に書いてあったことを思い出す。
【書籍】相良奈美香『行動経済学が最強の学問である』を読みました - 好きに暮らす
行動経済学での、意思決定の2つのアプローチ。
例えば、次の休暇の予定を立てるとき……。
・最大化 時間をかけて徹底的にリサーチする
・満足化 人気トップ10に入っている観光スポットの中から適当に巡る
『行動経済学が最強の学問である』相良奈美香著 SBクリエイティブ刊 より 以下同じ
ワタシにとって無印良品の商品は
この文脈での、人気トップ10に当たるんだなー、と思う。
ちょこっと無印さんに失礼だったらすみませぬ。
最大化タイプ(別名:マキシマイザー)というのは
常に最良の選択肢を求め続けることにより、考えすぎて決断ができなくなったり、迅速な対応を求められることが苦手だったりする人も多いです。また最高の決定を追求するあまり、間違った選択をすることへの不安につながる場合もあります。
完璧主義ともいえそう。
よい面もあるけど、行き過ぎると悪い面が顔を出してくる。
自分の感覚では
よりよいものを求めたいとは思うけど
いろいろ探したり検討したりするのに
ちょっと疲れそうになる時があったりするので…。
一方、満足化タイプ(別名:サティスファイザー)は
「必ずしもベストではないけれど、基本的なニーズを満たしている」という、より気楽で現実的な選択肢で満足する
そこまで、こだわりのないものであれば、それで十分、
それを楽しんでいこう! な感覚。
最大化と満足化のバランスが大事、というのがワタシの結論。
と、も1つ最近考えたこと。
一説によると
HSP(=特に繊細な人。繊細さん)の割合は5人に1人くらい
と言われているようなので
そういった気質を持つ人は
色数が少なめの無印良品の店舗は
商品を見やすくて選びやすくて落ち着くんじゃないかなと思う。
というのは、自分がそうだからっていうことからの推測なだけなんだけど。
そういう意味で
無印良品のシンプルな店舗は
一定人数存在しているであろう
繊細さん寄りな人の集客を見込みやすいんじゃないかなと思った。
逆に、ワタシからすると色数が多くて
ガチャガチャした印象のお店のほうが宝探し的ワクワク感があって大好き!
というかたもいらっしゃると思うから、ほんと、お店の個性。
そんなことを考えつつ、最近の購入品。
手持ちのシャープペンシルが
ワタシには重くて細くて手が疲れる
という状態だったので(頂き物なのか? 自分で買った記憶はない)
もう少し軽くて太めで、書き味に違和感のない
シンプルなものが欲しかった。
そこで、無印良品の
ABS樹脂最後の1㎜まで書けるシャープペン。
その前に、他店舗の文房具売り場も少し探したのだけど
ピンとくるものがなかった。
最後の1㎜まで書ける、というところが
いかにも無印良品らしい工夫だと思うけれど
それが成功してるか否かはこれからの判断…。
レビューを見ると、ネガティブなこともいろいろ書いてある。
今までのところ、重さ太さ書き味
シンプルな見た目にワタシは満足してる。