ふらりと立ち寄った本屋で、「ふーん」と手をのばし、
帯の文に「!」となり、購入しました。^^
学校を休んだ日は・・・
「学校を休んだ日は、学校に行くより充実した日を送れ」
(天才数学者・森毅が父親に「学校に行きたくない」と伝えたときに言われた言葉)
『天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?』真山知幸・親野智可等 サンマーク出版刊 以下同じ
と、帯に書いてありました。
こちらの本です。
コドモが多少なりとも、
ちょっとしたことで学校を休んじゃうかな~?
【小2】授業が簡単過ぎ??? - 好きに暮らす -now or never-
と、ぼんやり思っていたワタシが、
コドモに一番言いたい言葉はこれ! な感じがしました。^^
その他、付箋を貼ったようなところ。
自立とは何か?
自立とは何か? と問われて出てきた答え。
「朝、自分で起きてくる」「自分で歯を磨く」「明日の支度を自分でする」「宿題を自分から進める」「お手伝いを自分からできる」……。
ふむふむ。
自分のことが自分でできる、
自発的に行動できる・・・
大事よね・・・。
・
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ではなくて、
これらは結局「親が子どもにやってほしいこと。子どもに自動的に取り組んでほしいこと」に過ぎないんですね。親にとって都合がよいことを「自立だ」と勘違いすることが、しばしば起こります。
~途中略~
親は「育てやすい子ども」を「自立している子ども」と取り違えやすいんですね。本当に大切な「自立」とは、自分がやりたいことを自分で見つけて自分でどんどんやっていくことなんです。
この、『自立』の定義は新鮮でした。
が、同時に、とても納得のいくものでもありました。
ワタシは、コドモに天才であってほしい、とは、まぁ思ってないです。^^
でも、幸せに生きてほしいと願っています。
大切なのは、本当の意味で「自立すること」です。プライベートも仕事も、自分のやりたいことを見つけて邁進していく。それこそが幸せな人生ですし、自立している人生でもあります。
その通りかなー、と思って。^^
才能と努力のどちらを褒めるか?
「才能を褒めると努力しなくなるからプロセスを褒めましょう」
という説を聞いたことがあります。
ふむ、、、
と聞いていましたが、
親野さんの考え。
ある子が何かに取り組んでいて挫折しかけたときに、才能を褒められた経験があることで「自分は才能があるのだから、もう少しがんばってみよう」と考えてやりとげられる可能性もあるわけです。
持って生まれた才能と、それを伸ばす努力。その両方が大切であり、切り分けて考えるべきものでもありません。~途中略~
親は努力と才能の両面から褒めてあげてください。
これも頷けました。
ワタシは大袈裟に? 褒める感じは自分のキャラにないので、^^
そういうことはしませんが、
コドモのことで「スゴイ!」と思ったことは、
センス的なことであれ、努力であれ、
素直に伝えていこうと思いました。改めて。
まとめ
親野智可等さんって、これまで全く存じ上げなかったのですが、
(ネーミングもすごいですよね、『おやのちから』さんです)
大ヒット作「ドラゴン桜」(ワタシは未読・未視聴ですが)の
指南役をされたかたなんだそうです。
著作、You Tube 等多数発信されていて、
それらすべてに賛同できるかはわかりませんが、
今回の本に書かれていることについては
ワタシは概ね賛同できました。
指針のようなものはありつつも、
いつもマニュアル通りということではなく、子どもの様子に応じて臨機応変に対応することが大事です。
といったあたりも、本当に頷けます。
マニュアル通りに接してくる親なんて、
ワタシは嫌だ~。^^ なので。
例えば、親野さんのサイトの
必読コラムと銘打たれたページの1つです。
今回の本では、当然のことながら、
母親だけでなく(自分が母親の立場なので)、
父親の言葉が、
子どもの人生にとって重要な働きをしている場合もあって、
興味深かったです。先生の言葉も。
天才と、その親御さんとの、個別のエピソードと
長年の教師経験をお持ちのかたの、より具体的な解説?
の2本立てになっているところが、
とてもよかったと思いました。
真山さんは、偉人研究家とのことでした。
天才の兄弟姉妹についても、ちょっと知りたくなったような???^^