好きに暮らす

短時間パートママが小5男子の子育て中。好きに書いてます。^^

【災害対策】台風直撃で感じたこと(ハザードマップは重要)

台風直撃でした。その時の我が家のようすを書きます。

 

避難の方針を立てる

朝からオットは仕事で外出。

ワタシとコドモで、自宅でひきこもっていました。

オットが出かける時間帯には、まだ小雨程度でした。

「いよいよまずくなってきたら、2階に逃げるね。避難所には行かない」

と、方針を伝えていました。

 

つい最近、災害対策を考え始めて、

近所の公民館から地域のハザードマップをちょうどもらってきていたところでした。

(ホームページにも掲載されているのですが、今1つ読みづらかったのです)

ハザードマップによると、

我が家が浸水した場合、一応、2mの深さまでとなっていたので、

最悪2階に避難で大丈夫かな、と考えました。

ハザードマップの想定外の場合もあるかもしれないけれど、

これから、風雨が強くなるであろう中を、

5歳のコドモを連れて避難所へ行くという選択肢は考えませんでした。

 

1日の出来事 

朝から、コドモにマイクラでTVモニターを占領され

(でも、コドモが台風を怖がり過ぎてもいけないので、

それはそれでよいと思っていました)、

台風情報は、専ら、ノートPCを使って、

気象庁のホームページで確認していました。

 

15時頃、オットから「大丈夫~?」と電話。

 

17時頃、国土交通省から、

河川氾濫のおそれ警戒レベル4の緊急メールが届きました。

 

ドキッとして、焦りましたが、ハザードマップで、

我が家に影響するという風には載っていなかった河川の名前だったので、

大丈夫だろうと判断しました。

この時、思ったのは、

「今更、『避難所へ避難して下さい』と、もし言われたとしても、

風雨も強いし、暗くなってくるし、もう無理。

台風の場合、自宅以外の場所まで避難するかどうかは、

風雨が始まる前に決断して、

かつ実行までしておかないと

(ワタシには)不可能

ということでした。

 

一応、念の為、

玄関(家の中でいちばん低い)に置いてあるものを廊下に上げたり、

貴重品や食料や、PCやゲーム機(コドモの要望^^)など、

多少、目につくものを2階に上げて、

自分達も、2階で寝ました。

 

寝る直前に、トイレの水を流すと

水位がいつもより10数cm位高いところでピタリと止まってしまいました。

今回の台風で、いちばん恐怖を感じた瞬間でした。

水が、もう抜けていくところがないんだ

(と、ワタシが思っただけで、よくはわかりません)

寝ている間にトイレから水があふれてきたらどうしよう?

いや、それだけで済めばまだいいけど、・・・。

でも、今更、避難は無理だし、寝てる位しかできない。寝よう!」 

 

高くなっていた水位の分だけは、水をバケツに汲み出して、

気休めだな、とは思いつつ、トイレの周りに新聞紙を敷いて、寝ました。

 

夜10時頃、住んでいる県が警戒レベル5になったとのメール

 

10時20分頃、同じ県内の市を流れる河川が氾濫危険水位に到達したとのメール

 

日付をまたいで、午前1時10分頃、

また別の河川が氾濫危険水位に到達とのメール

 

緊急メールが届く度、ドキッとしましたが、

全て、我が家に影響があるとされている河川の名前ではなかったので、

スルーしました。

 

そして、夜中(よなか)2時か3時頃、

サイレンが鳴り、近くを走るサイレン車?からの放送のような感じで

「〇〇川が決壊しました。〇〇〇〇避難して下さい」と聞こえました。

肝心の〇〇の部分がよく聞こえませんでした。

 このサイレン車の放送もそうですが、

 地域の防災放送も、今回、よく聞こえませんでした。

 

サイレンで目を覚ました時、

玄関やトイレ、1階のようすを見るのがとても怖かったです。

でも、幸いなことに、浸水はありませんでした。

さすが! と言うべきか?^^ コドモはぐっすり寝ていました。

 

少しホッとして、TVをつけて、最新の情報を確認して、

おそらくは、差し迫った状況ではない、と判断して、

また寝ました。

後で、確認すると、我が家に影響があるとされている河川ではなかったようです。

 

朝になり、風雨はおさまり、浸水はなく、トイレの水位も通常通りで、

自宅前の道路が乾いているのを見て、少しホッとしました。

TVをつけて、最新情報を確認して、また少し安堵。

そうこうするうちに、オットも無事帰ってきて、

ひとまず、だいぶ安心しました。

 

まとめ(ハザードマップは重要)

行政から届く危険情報に関して、率直に言うと、

想定外のことが起こる可能性もあるから、

より慎重な方向で、幅広い地域に情報を出した方がいいとも言えるけど、

届くと不安になる、という部分もあるな、と思いました。

情報は広い範囲に出してもらって、後は、各自で判断する、ということか・・・。

 

今回は、ハザードマップで、

我が家に影響のある河川はどれなのかをきちんと把握できていたので、

いたずらに不安になり過ぎることがなかったので、それがよかったです。

方針を立てるのにも役立ちました。

 

ハザードマップはとても大事だと思いました。

気象庁のホームページも刻一刻と浸水、河川、台風情報を追跡できて、

大変参考になりました。

ノートPC(しばらくは電源なしでも情報を得られます)が

あるのも心強かったです。

 

数十年に一度の大雨、という言い方をされますが、

それは、これまでの気候の場合の話であって、

これからは、こういった台風などが、

(不吉な言い方になってしまいますが)

年に何回あってもおかしくないような気候に

なってしまっている気がします。

本当に、準えが大切だと感じます。

 

今後、(我が家にとって)もっと差し迫った災害が起こった時に、

ワタシはちゃんと対処できるんだろうか?