ツンデレの使い方合ってますか?
とある日、サッカーを終えて帰宅したコドモ(5歳)は、
足全体がグラウンドの砂で白っぽくなっていました。
一部、すり傷も。
真っ先に動画を見たがるので、準備します。
シャワーは無理でも、
動画を見ながらでもよいので、
せめて、足を濡れたタオルで拭いてから、
ズボンをはき替えさせたいと思って声をかけます。
「足、砂がついてるから、ホントはシャワーがいいと思うけど、
それが嫌なら、せめて、タオルで拭こうよ」
「やだ!」
ワタシが拭けないように、正座をくずしません。
「何か食べたい」
おやつ持ってきました。
「じゃ、おやつ食べてからでいいから、足拭こうね」
「じゃ、食べない」
キレました。←ワタシ
(いつもは、それなりに根気強くつきあうようにしていて、
その分も合わせてキレた、と思います。最悪パターン?かな?)
「なら、食べなくていい!」
おやつを取り上げました。
コドモ、怒って、お皿やマウスを床に投げつけました。
お皿は木製だったので、割れはしませんでしたが
(いちおう、割れない木だと思って投げたのかどうか、そこは不明)。
もう手がつけられないと思って、
「物を投げるのはやめて。落ち着くまで、お母さん、2階にいるから」
と言って、2階にいました。
コドモは1階のリビング。
しばらくして、コドモが何事もなかったかのように2階に上がってきました。
「ママがいないから、床におしっこした」
ズボンを見ると、濡れていなかったので、まずは、冗談だろうと思いました。
「足に砂がついてるから、拭いてほしいんだよ。ね、拭こうね」
とかナントカ説明しつつ、リビングに行くと、
ホントに床にしてました。あぁあ”~。
例えば、弟ができた兄が、赤ちゃん返りをして、
わざとズボンのままシャーッとしちゃう、とか聞いたことありましたが、
でも、ショックでした。
一連の出来事に、しばらく笑えませんでした。
そうすると、コドモが
「ママ笑って!」と言います。
「お母さん、まだ怒ってるし、悲しい。だから、すぐには笑えない」
ホントに笑えませんでした。
こういう時、一般的にはどうなのかちょっとわかりませんが、
我がコドモは切り替えが早いです。
すぐ何事もなかったかのように接してきます。
でも、多少は感じるところあったのか、
その後、いつもよりは、
ワタシの言うことをすんなり聞いてくれたような気がします。
歯みがきをする時のすんなり具合とか、そんな、普通のことですが。
子供によっては、
家に帰ったら、まず、うがい手洗いをして、
服を着替えて、遊ぶ、ということもできるんだろうな、と思う時もありますが、
とてもとても、できません。
(コドモが)できるように、(ワタシが)できません。
その夜・・・、
「ママ、大好きだよ」
「ず~っと、ママといっしょがいい」
「ママ、呼んだだけ」
何なんだよ~、この、ツンデレは~。
「子育てで、感情的になるのはよくない」って聞きますが、
お母さんにだって、感情はあるのだから、たまには仕方ないよ。
コドモよ。
お母さんにも感情があるって、学んでくれ。