マイクロプラスチック問題が気になり出して、アレコレ考え始めました。
マイクロプラスチック問題というのは、
以前の記事に書きましたが、小さなプラスチックの粒子が
海洋汚染などを引き起こし、生態系に影響を与えているという問題です。
プラ素材のティーバッグからもマイクロプラスチックが ・・・
お茶出しパックやティーバッグからも
それらがプラ製品だった場合には、
マイクロプラスチックがたくさんお茶の中に放出されているらしい、
ということを知り、なるべく使わないようにしよう、と思いました。
(マイクロプラスチックの人体への影響はまだわかっていません)
それで、この度、茶こし(ティーストレーナー)を買いました。
多用途に使えるものをイメージしていましたが
素直に2種類買いました。
200メッシュ畳織の目の細かい半球タイプ
①できあがった麦茶・紅茶の濾過用として
当たり前ですが、普通のざるでは目が粗過ぎて
濾し切れなかった細かい茶葉も、取り除けるようになって満足です。^^
コドモも、ざるで濾しただけだと、水筒やカップの底のほうに近づくにつれ
細かい茶葉が残っているのが嫌で飲もうとしなかったのですが、
「これなら全部飲めるね」と喜んでいるので、よかったです。^^
②コーヒーのドリッパーとして
そして、もう1つ試してみたかった用途、
コーヒーを淹れるのにも普通に使えました。
普通のドリッパーと同じように、
カップ(やコーヒーサーバー)の上に茶こしを置いて、
コーヒー1杯分の粉を入れた状態です。↓
ワタシが普段使っているカップ(内径7.8㎝くらい)にほぼピタリでした。^^
味にそれほどこだわりないのですが、
(ペーパーフィルターで淹れたときよりも)味が濃い感じがしました。
カップの底に(濾しきれない)粉が溜まってしまう、というのも、
ワタシはほぼ気になりませんでした。
多分、オットからもOKの出る味だと思います(そんなにこだわりないので^^)。
コーヒーのフィルターには
ペーパー素材(←今までコレしか知りませんでした)や
ネル素材、金属フィルターなどいろいろあって、
それぞれ味も違ってくる、
というのは今回初めて知ったことでした。^^
簡単に。
ペーパー:コーヒーの油分等が紙に吸い取られるのですっきりした味になる
金属:目が粗くなり、本来の風味・味をそのまま味わうことができる
ネル生地:ペーパーと金属の中間の目の粗さで、中間的なほどよい味になる
そうです。
どの味がよいかは、好みや体調、気分による? かな。^^
目が細かいので、却って滑らかな表面に近くなり、
中に残ったコーヒーかすや茶葉をスプーンなどでちょっとかき出して、
後は水道の蛇口からの水圧で細かい粉は流してしまう、
という感じで洗えば大丈夫、と私は感じました。
スプーンでコーヒーの粉だけかき出した状態。
サイズは、ワタシは内径7.5㎝のものにしました。
5.5㎝、6.5㎝のサイズバリエーションがあるケースが多いようです。
ネットの情報だけで見ていると、6.5㎝がいいかな? と思っていたのですが、
実店舗で見てみると、7.5㎝だな、と思い、そのようにしました。
今回、ワタシが購入したのは、これで我が家には3商品目の
下村企販製品。日本燕三条製品(何となく安心感^^)。
近所のホームセンターで取り扱いがあって、
実店舗で確認できた、という要素も大きいですが。
他のメーカーのものでも200メッシュ畳織製品を選べば、
コーヒーフィルターとしても使えるように思います。
目が細かすぎて、逆に、粉ふるいとしては使えません。
粉が落ちてこないです・・・。
口コミを見ると、
200メッシュ畳織製品で、やがて目詰まりを起こしてしまう、
といった内容の書かれた製品もあった
(下村企販製品についてのものではありませんでした)ので、
そこは様子見です。
(キレイに洗浄すれば大丈夫のようです。
要するに、汚れが目詰まりの原因になるのではないかと思います。
2020年12月追記)
レギュラーコーヒーも淹れられるとなれば
ペーパーフィルターも減らせそうです。^^
(ペパーフィルターは紙素材なので
マイクロプラスチックを出すわけではありません)
(購入頻度が減って、買い出しの手間分減りました^^。後日追記)
ちなみに、さらし生地を適当に切ってフィルター代わりにしても
美味しく飲めました。
さらし生地を綺麗に洗うのが手間に感じて、
ワタシ的にはナシという判断ですが。^^
ちょっと目は粗い、深型タイプも
ほぼ完全に、オットの湯呑で飲む日本茶用です。
茶葉を入れた茶こし自体が湯呑のお湯に直接つかるようにして
時間が経ったら、茶こしごと引き上げればOKなタイプです。
紅茶をリーフで買うようにしたら、
カップで直接淹れる紅茶用にも使えるかな。
ティーバッグ紅茶の中身だけを取り出して
淹れようとすると、結構茶葉が細かいので、
粉が濾しきれませんでした。
オットは茶葉が多少残ってても気にならない、と言ったので、
オットが自分で淹れる時は、こちらを使うかも。
ワタシは、目が粗い分、網部分に茶葉がはさまってしまうような感じに
なり、洗うのがちょっと大変な印象を持ったので、
200メッシュの半球型のほうで淹れるかな。
こちらはちょっとした粉ふるいとしても使えます。
同じく、下村企販製品です。
まとめ
お茶出しパック、ティーバッグを使わずに済むようになって嬉しいです。
コーヒーペーパーフィルターの使用も減らせそうで嬉しいです。
もしやドリッパーも要らなくなる感じ?
ま、でもペーパーフィルターで何か濾したい場面もあるかもしれない、
ということで。^^
茶こし(浅型内径7.5㎝)税込988円
茶こし(深型内径5.5㎝)税込713円の出費でした。