ワタシは味覚にそんなに自信あるほうじゃないので
ちょっと何か言われると簡単に凹んでしまいます。
軽くコンプレックスなのかも?
自分なりには美味しいと思ったり
美味しくないと思ったりすることは勿論あります。
が、
同時に食べて、食べ比べることは多少できたとしても
間隔をおいて食べたものの微妙な違いは食べ比べられない
と感じています。違いが大きければそりゃわかるけど。
親戚の集まりでお刺身が出た時に
「お酒は何を飲む?」
という話になったことがありました。
ワタシは元々赤ワインが好きだし
前日ワタシが開栓したものが残ってたし
(その集まりではほぼワタシしか赤ワインを飲む人がいない)
ということもあってあまり深く考えず「赤ワインで」
と言いました。
そうしたら
「え? お魚に赤ワインは合わないんじゃ?」
というリアクションがちょっとあって
ワタシは軽く凹んでしまいました。
自分でそれを翻訳すると
「味がわからない人と思われたんだったら恥ずかしい」
ってことだと思います。実際、そこまで味考えてないってことなんですが(苦笑)
オットが
「大丈夫。そういうの、サツキ、わかんないから」
と笑って返してくれて助かりました。
(その言い方もどうなのよ? って感じはありますけど。^^)
こういう風にサラッと返せるようになりたいのですけどね。
なかなかワタシには難しいです。見栄っぱりなところがあるからですね、きっと。
正直、料理とお酒との飲み合わせって、
いつもそんなに考えてなかったです。
お酒単体で飲んだ時に、
大雑把に言ってビールと赤ワインが
ワタシは、味が一番美味しく感じて、
一般的に味の濃いものはお酒が進むな~という程度で。
好きじゃない味のビールや赤ワインも勿論あるけど。
思わず、後で調べました。笑
赤ワインと魚料理はそんなに合わないのかって。
一概にそうも言えないみたいで。
まぁ、そうだよな、とワタシも、後出しですが感じます。
淡白な白身魚に濃い味タイプの赤ワインが合わないだろうことは
ワタシだってわかるし、
でも、赤ワインだって軽いのから重いのまでいろんな種類があるし
マグロの刺身にその時飲んでた赤ワインは
ワタシの中ではアリだなって感覚でした。
別のエピソードで。
ず~っと昔にお店でオットと
トンカツを食べたことがありました。(結婚前)
詳細は忘れましたが
ワタシはそのトンカツを食べて
「美味しい!」と言ったんです。
「美味しい」と言うからには
決して不味くはなかったんだと思うけど、
本当にものすごく美味しいと思って言ったのか
あるいは、場を和ませる為に?「美味しい!」って言わなきゃ!
って考えてオーバー気味で言っちゃったか
今となっては覚えていないのですが。
そんな感じだったってことは、
そこまでオットと仲良くなってない頃ですね、きっと。
そうしたら、オットが
「美味いトンカツ食べたことないんじゃない?」
と返してきまして。
その時、すっごくバツが悪いと言うか、
恥ずかしかった記憶があります。
オットはもう覚えていないかも、と言うか多分覚えてないと思うけど。
迂闊に「美味しい」と言うのって
恥をかくことがあるんだって、その時学んだ気もします。
美味しいならそれでいいんじゃないかって話でもあるけど。
味覚って難しいな、と思います。
「これ、すっごく美味しいよ」と言われて
「ほんとだ。すっごい美味しい」ってなれば
リアクションしやすいけど
「まぁ、普通かな」って思うこともあるし
「え~、イマイチじゃない」って思うこともあるし
相手と関係性ができてれば、正直に返せるけど
そうでもない時は
ちょっとリアクションに困っちゃう時もあったりして。
いずれにしても
さわやか〜にリアクションできる人になりたいな~。
というのと、
ワタシは、味覚が鋭くないのだろうけど
鋭くないなら、ないなりに
もう少し分析的に?
と言うとまたちょっと違うか? 味わって
お酒や料理をいただくようにしてみてもよいのかもしれない、
なんて思った出来事だったのでした。