好きに暮らす -now or never-

短時間パートママが8歳男子の子育て中。好きに書いてます。^^

【書籍】高橋弘樹編著『天才たちの未来予測図』を読みました

高橋弘樹さん編著の『天才たちの未来予測図』を読みました。

 

こちらの本です。

 

印象に残ったところだけ。

 

成田悠輔さん(経済学者・データ科学者)の章

専門テーマの1つが教育政策とのことで

教育関係の話から。

 

教育の3要素

 1つ目は、入試に合格する。単位を取得するなど、何か特定の目的を達成するための手段・ツールとしての勉強です。

 2つ目は、学ぶこと自体が楽しい、価値があると感じられるという、勉強そのものに目的や楽しみを見出していくものです。

 3つ目は、毎日同じ場所で一定時間、何かに取り組むという生活習慣や、社会で生きていくうえでのマナーや処世術、我慢を身につける洗脳としての側面です。

『天才たちの未来予測図』高橋弘樹編著 マガジンハウス新書 以下同じ

 

義務教育とそれ以降の教育

 義務教育は「全員が最低限これだけは身につけましょう」「誰もが、同じことをできるようになるように目指しましょう」という方向です。

 一方、高等教育や研究者支援は基本的に真逆で、「人がやっていることはやらないようにしましょう」「すでにカリキュラムの中にあることとは違うことをやりましょう」というのを奨励する方向です。 

 

最初の3要素がごっちゃになっていること、また、

義務教育とそれ以降の教育(真逆のことなのに)もごっちゃになっていること

で、日本の教育が迷走気味に見える、

といった指摘はナルホドと思いました。

整理して考えればその通りに感じます。

 

この3要素の区別や、義務とそれ以降の真逆さ加減を

意識しておくことは

とても大事なんじゃないかな、と思います。

 

そして、もし、他の人がやっていないこと

カリキュラムにないことをやっていこうとするなら

自分で自分の学習・探究環境を最適化していける力も

本当に必要になってくるのだな~、と思いました。

 

斎藤幸平さん(経済思想家・マルキシスト)の章

 最近、電車の中は脱毛や増毛、整形の広告ばかり、きれいになりたいのが人間の性(さが)? そうじゃないでしょう。人の不安やコンプレックスを煽って、本来必要のない人にまで消費を促すのは不健全ではないでしょうか。

「本当に、コンビニが年中無休、24時間開いている必要がありますか?」

どこに必要・不要の基準を持ってくるかは

人によって違うでしょうし、

個人の自由でもあるし、

難しい問題かと思いますが

斎藤さんの問題意識は一理あると思います。

不安やコンプレックスを煽ってくるような広告の仕方は

ワタシは好きではないです。

広告の受け手としては、

「それは本当に自分が欲しているものか?」

とワンクッションおくのも大事だと考えています。

 

これ以上便利にならなくてもいいんじゃないか、

と思ってみたり。

 

とは言え、

地球全体で一斉に脱成長に向けて行動していきましょう

という風になるのでないと、

現状の世界を見るに

(ズバリ言うと軍事力)のある国に

嫌~な感じに支配されてしまう不安は

拭うことができないから

一部の国から率先して脱成長へ向かう、

というのは難しそうだな~とも思ったりして。

 

地球全体で1人? ものすご~く性格のよい優秀な独裁指導者がいて

最底辺でも

そこそこ幸せくらいのレベルで統治がうまくいっている世界、

そのレベルになって初めて可能になることかな? とか。

そして、それは現状ほぼ夢物語でしょうし。

ちょっとどうしたらよいかわからない感じです。

 

1国でまとまって、

怒らせたら怖い(軍事力が強い)けど

普段は質素に平和に仲良く。って感じのほうが

まだ実現性があるのかな~?

あ、1国だけでやっててもダメなのか。地球規模の話だから。

 

そもそも現在のCO₂排出が本当に気候危機につながっているのか?

というところからして

ワタシにはちょっと真偽の程がわからない・・・。

【書籍】池田清彦『SDGsの大嘘』を読みました - 好きに暮らす -now or never-

CO₂が温室効果ガスであることは確かなのだろうけど。

熱帯雨林の大規模伐採とかはよくなさそうだ。

CO₂出すなら植物を増やすこと(光合成にはCO₂が必要だから)と

合わせ技でやりましょう!

ってできないのかな? とか。植物が育つ土地面積が追いつけないのかな? とか。

 

個人としては、過剰な消費はしないように

心がけたいとは思っています。

 

斎藤さんの本を読んだ時の記事。

【書籍】斎藤幸平『人新世の「資本論」』内容編 - 好きに暮らす -now or never-

 

小島武仁さん(経済学者)の章

 社会で何か問題が起きているとき、私たちはよく、「自治体の職員が悪い」「親が悪い」と、原因を「人」に求めてしまいがちですが、マッチング理論では、「制度」や「仕組み」を改善していくことで問題解決を目指していくのです。

直感的には、よさそう! と思いました。(詳しくはわからないけど)

(人はそういう性質を持っているものだから)人が悪いんじゃなくて、

 システムが悪い!」と思うことは日常生活の場面でも

感じることがあります。

 

保育園の待機児童問題、腎臓移植ネットワーク、人事制度、就活etc.

様々な場面でマッチング理論がうまく機能していけばよいな、

と思いました。

本にはなかったけど、税制とかにも応用されて

より不満の少ない、納得感の大きい、効率的な

税制ができたりするのもよいかも。

 

内田舞さん(小児精神科医)の章

新型コロナワクチンについて

 ワクチンを接種するリスクに関しては、ワクチンのメカニズムを考えると、ワクチン自体が妊娠や胎児に影響を与えるリスクは限りなく小さいことが予想できました。現在では妊娠中のワクチンの安全性は証明されており、日本を含む世界各国で妊婦へのワクチン接種は推奨されています。

「コロナワクチンの安全性は証明されている」って

妊婦に限らず

どのレベルで証明されているのかな? って。

医師・研究者の間でも意見が様々あるようですし。

そういった異なる意見を持つ専門家同士の対談みたいなものとか

見聞きしたいですね~。

非専門家は判断材料が少ないわけだから。

 

最後に

研究者すごい!

と思った一文。(成田さんの言葉)

「研究者は10年や20年ではなく、100年とかそういう単位の未来を見ている」

100年先は考えていませんでした~。