しばらく前に、卒園前、最後のスポーツ大会がありました。
それは、ちょっとコドモの走る姿に恋してる感じ?
結論から言うと、
マラソン大会(園庭2周と、園の外を1周というコース)は
男子20人中、15位。なわとび、普通。
(ワタシのコドモなんで、上出来上出来^^)
チーム対抗のサッカーだけ、4チーム中、1位という成績でした。
(とは言え、トーナメント方式で、
最初の試合で引き分けて、ジャンケンで勝ち抜き、
決勝戦で勝って、1位という、ちょっとオマケっぽい1位です)
まぁ、でも、大会の前から
「サッカーだけ少し自信ある」なんて言っていたので、
(サッカーは好きで、週1のサッカースクールに入っています)
勝てて嬉しかったみたいです。
我がコドモは、積極的にドリブルしてシュート!という感じではなく
(上手な子はとても上手です)
ボールから少し離れたところで、待ったり、
ゴール前を守ったりしている場面が多くあります。
そのような指示を先生から受けているわけでもないだろうに、
自分で考えて、そうしているようなので、面白いな~と思って見ています。
オットが言うには、冗談なのか本気なのかわかりませんが、
「場が見えてるんだよ」だそうで。
まぁ、好きなようにやってよね。なんですが。
ワタシはスポーツ観戦をする目のようなものが貧弱で、
いろいろよくわからないのですが、
単純に、好きな男子を目で追う・・・みたいな感覚で
コドモを目で追ったりできるのは、ちょっと懐かしいような、
新鮮なような、で楽しいです。
心が潤う感じです。^^
これは、ワタシみたいなタイプ(どんなタイプじゃ?)ならでは、
かつ、男の子相手ならでは、の感覚でしょうか?
どうなんでしょう?
最後まで競技に参加しなかった子供のこと
話は変わり、
コドモと同じクラスの男の子が、その場にはいたのに、
全ての種目に参加していませんでした。
園の先生、担任の先生、保護者の方(親御さんかどうかは不明)が
入れ替わり立ち代わり、その子のそばに来ては
「出ようよ!」と誘っていましたが、
その子が応えることは一切なく、終始うつむいたままでした。
最後は、担任の先生が、
同じサッカーチームの子供達(我がコドモも同じチーム)に誘うように頼んで、
その子等がそばに来て「いっしょに出ようよ」と
誘っていました。
それにも応答はありません。
我がコドモはどうするかなぁ?と、遠巻きに見ていると、
一応たまに「出ようよ」と言うけれど、
基本的には少し離れた立ち位置にたたずんでいるといった感じでした。
ワタシの憶測だけで言えば、
走るのが遅そうな体格に見えたので、
「走るのが遅くて、ビリになるのが嫌だから走りたくないのかな~」
なんて思って見ていました。
(後で、コドモに確認してみたら、『遅いよ』とのことでした)
親御さんはいらしてたのかどうなのか?(親は自由参観)
難しいな、と思って。
多分、心を開いていないであろう状態のところに、
形だけ誘われてるという感じになっているだろうから。
「走ろうよ」と言ってはきても、
ビリになる自分に寄りそってくれる人はいない、
ビリはカッコ悪い・・・、とかかなぁ?
(ビリと決まってはいないし、ワタシの憶測です)
ワタシが中学の頃、不登校の子がいて、
同じように、担任の先生に言われて、何人かで誘いに行ったけれども、
結局、その子が学校に来ることはなく、
卒業して、後に、自殺した、ということを聞きました。
中学生当時の自分が何かできたとは到底思わないけれど、
今考えても、その子がどんな家庭に育っていたのか、
何を考えていたのか、
全くわからないまま、知らないままだったな、と思います。
先生も多分わかっていなかったと思います。
心に触れるような関りを持てなかったな~って。
スポーツ大会が終わり、その後、園の通常課程に戻り、
たまたまコドモのお迎えに行くと、
その子もいて、元気いっぱいにかけめぐっていたので、
「お、元気になったか」なんて思っていたのですが。
元気に過ごしてくれたらよいなと思っています。
その子は、以前、我がコドモを叩いてくることがあったらしく、
コドモから「〇〇君が叩いてくるから嫌だ~」って、聞いていた子。
ワタシとオットで対処法を伝授したりして、
その後、おさまっているようですが、
そんな中、コドモもどういう気持ちで、
「出ようよ」って誘ってたかなぁ? って思います。
あえて、聞いたりしていませんが。
コドモの人間関係、当たり前ながら、いろいろ、ありますね。
都会ワールド。コドモ作。