基本的に、誰かにため息をつかれていい気持ちはしない。
自分の言動に対してため息をつかれるのは勿論嫌な感じを受けるけど
自分に対してつかれているため息ではなくても
ため息自体から何かしらマイナスな空気は多少なりとも感じてしまう…。
最近は、ため息ハラスメントという言いかたもあるそうで。
これまで
「何で、あの人はあんなにため息をつくんだろう?」って
不思議に思う場合が何度かあったんだけど
つい最近、あぁそうか、と思ったことがあった。
それがその場に居合わせる人へのあてこすり、とか
故意の見せしめみたいなものとか
「自分に注目してほしい。構ってほしい」的な
ため息ではない場合に限る話なのだけど。
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最近、自分が無意識にため息をついてたことがあって。
普段あまりため息はつかないほうの人間なので
ため息ついてから「えっ? あれっ? 何で?」
と自分で振り返って、気づいた。
あぁ、呼吸が浅くなってるのか…。
その時、しなきゃいけないことの量が
自分的にはキャパオーバー気味で
心身共に緊張気味になってたんだろうなって。
そうしたら、本当に思わずため息が出ちゃってた…。
そこで思った。
ため息をよくついている人というのは
キャパオーバー気味なのか
ストレス過多なのか
ケースによりいろいろあるのだろうけど
とにかく何かしらの原因で呼吸が浅くなっていて
それを緩和してリラックスする為に
身体が無意識に反応して、ため息をついてしまってるのでは?
調べたら、確かに、そういったため息の効果はある、という説があった。
「リラックスする為に深呼吸しましょう」とは
よく言われることで
深く吸う為にはまず吐かなきゃいけないから
ため息をつくのは理に適っていると思う。
無意識のため息だから、本人に悪気は多分殆どない。
もしかしたら、ため息ついてることにも気づいていないかも?
と思ったので
ちょっとため息ついてる人に、ため息直後に聞いてみた。
「今、ため息つかれてましたけど
もしかして呼吸浅くなってたりしませんか?」
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曰く
「整体の先生とかに(呼吸が浅いと)よく言われる」
自分でも、息するのを忘れて
呼吸が苦しくなってることがあったりするくらいなんだそうだ。
ワタシの場合、通常の呼吸はほぼ無意識だから
息することを忘れてしまうという感覚は
わからないっちゃ、わからないのだけど
大事な試験や何かでものすごく緊張してたり
固唾をのんで見守ったり、みたいな状態なのかな、と推測。
それが長く続くのは、かなり疲れることだと思う。
それを緩和する為のため息、と思うと
周囲の人間は
そのため息からマイナスエネルギーを感じたり
振り回されたりする必要はないんだな~って。
余裕があれば
「お疲れですか?」とか
「何かできることはありますか?」とか
「深呼吸しますか?」とか言って
緊張を和らげるようなことを言ってあげられれば
よいのかな、と思った。
その場の空気や関係性によるけど。^^
と思った、という話でした。
付け加えで。
呼吸が浅くなってしまう理由については
姿勢の問題とか、身体的な理由もあると思うが
精神的な話で
家庭や学校等の居場所が不安定で
緊張を強いられるような生活を長く経験してると
呼吸が浅くなったりするようなケースはあるだろうなと
ワタシは考えている。
呼吸、大事だ~。^^