小2コドモの発言から。
最近のアフガニスタン情勢のニュースを一緒に見ていた時の
コドモの一言。
「へいわがいちばん」
ある出来事に対する自分事・度、感受の度合いって、
本当に様々。
戦争に対する自分事・度も全然違います。
オットはワタシより年下なせいもあり、
身近に戦争体験者がいないせいもあり、
元々の性格もあり? ワタシと全然違います。
もう絶対に感覚が違うだろうな、と思います。^^
一応、年齢からして、当然、
ワタシも自身が経験しているわけではなく。
実父2歳の時に、
その実父(ワタシにとっての祖父)が戦死しています。
当時25歳のばあちゃん1人(と曾祖父母はいたと思われる)で、
父を育てました。
ワタシとばあちゃんとは、
自分が小学校5年頃まで一緒に暮らしていて、
(5年生の時に亡くなりました)
いっぱい面倒かけて、遊んだりもしていますが、
でも戦争の話は全然したことありませんでした。
今となっては、父(短歌を作る人でした)の作った短歌が残っていて、
そこから想像するのみです。
享年二十九歳父の日記に小さく”私は戦争を好みません”
寡婦として生き来し母はふと言えり”廻りはみんな敵だと思え”
大っぴらに「戦争は好きじゃない」とは言えなかった時代、
廻りはみんな敵だと思って生きた時代、
(具体的にどういうことを指しているのかはわかりませんけど)
国の方針が、大きな歴史の流れの中ではわからないけど、
とにかく結果的に誰かを不幸にしてしまっていた、
なんてざらにある、
ということはここまで生きてくれば
重々承知ですが、
今回のコロナのことでさらにその思いを強くしています。
自分の意見とは違う方向に、国が方向を定めることがある。
自分の意見とは違う方向に、世界が方向を定めることもある。
ワタシの意見は違います、と言ったところで、
巻き込まれてしまえばどうしようもない。
力がない・・・。
人によって、戦争の自分事・度が違うとは書いたけど。
でも、本当は
小学校2年生でもわかってる・・・。
「へいわがいちばん」
「『蚊に刺された』って『カニ刺された』だと思ってた~」
っていうキミを見てると平和だわ~。^^