他責思考が強いのも大変かもな、と思ったという話。
表計算ソフトで作った表を上書き保存せずに
終了させてしまって
それまでの入力分の労力が水の泡になってしまった時。
ガッカリ、(自分への)怒り、等の
ネガティブな気持ちが起こるのはわかる。
けど、それにしては、ものすごく怒ってる人がいて
何でそんなに怒ってるんだろう?
と思って少し話を聞いたら
資料Aを作っていた。
資料Aは表計算ソフトで作っていたが
一時的な資料と思って、データでは残していなかった。
後日、資料Aの修正が必要になったが
元のデータがないのでイチから作り直しになった。
で、作り直したのだけど、保存に何だか失敗したみたいで
また最初から作り直し、となって
怒りが増し増しになっていたらしかった。
そして
傍から見ている感じでは
心中では自身への怒りもあったのかもしれないけど表面上は見えなかった。
怒りの矛先が自身へ、ではなくて
資料Aの依頼人Bさんに向けてのものになっていて
「『後日、修正が必要になるのでデータでも残しておいて』
と言っておいてほしかった」
と、かなりの剣幕で怒っていた。
・
・
・
ワタシからしたら
長い期間、表計算ソフトを使って仕事してる人間ならば
資料Aの内容を考慮したならば
特に指示がなくても
データで残しているのがまぁ普通じゃないのかな?
ワタシだったら多分そうしてるな
というのが話を聞いた第一印象。
もし、データで残していなかった場合
Bさんに「一言、言っておいてほしかった」と
ちょっとはよぎるかもしれないけど
うーん、よぎるかなぁ。Bさんも修正が必要になると思ってなかったっぽいしなー。
それが伝わったからこそ、データで残してなかったのかもしれないけど。
よぎらせたくなる気持ちもわからなくはないよ。
自分のミスばっかり認めるのは嫌だって場合あるもんね。
それよりかは、多分
「何も言われなくても(ワタシが)データで残しておけばよかった」と
自責の方向に考えてるかな、と思った。
そもそも、保存に2度失敗してる自分自身が今回の怒りのかなりの元凶。
そうして、自分がちょっと気をつければ
次からは、仮に相手が一言足りないような場合でも
相手に対して怒ってしまうような事態にはならないし…。
って思った。
相手のせいだけにして
かつ、それを相手には言わない、言えない、みたいになると
言えないから怒りも増幅するんだろうし
また怒りの場面が再現される可能性が高まる。
だから、怒る回数が増えてくんだろうなぁって。
そのかた、ワタシからすると怒ってる回数が多い…。
自責って
自分を責めるって考えると
辛くなっちゃう感じもあるけど
自分にも責任があるって捉えると
イコール
自分が状況をコントロールできる範囲が拡がるってことでもあるから
生きやすくなるかなー。
逆に、自分にばっかり責任持ってきてつらくなるようなら
少しは相手とか環境のせいにしたほうがいいと思うけれど。
自分にばかり責任を帰する人は、少しは環境のせいにしたほうがいいし
環境にばかり責任を帰する人は、少しは自分のせいにしたほうがいい。
ちょっとエラそうだけど。
その落としどころを見つけていくようにすると
ちょっとずつ状況は上向いていくかな。
と自分でつらつら思ったりするのだけど
怒ってる最中の人に、そんなことは言えずに
あまり時間もかけられず、曖昧な対応になってしまった。
次はもう少し爽やかに対応できますように。