池上彰さんの
『20歳の自分に教えたい現代史のきほん』を読みました。
こちらの本です。
印象に残ったところを中心に。
女性の徴兵義務化の話
男女平等が進んでいる北欧のノルウェーやスウェーデン、それにイスラエルなどは、男女ともに兵士になる徴兵制を既に導入しています。世界では女性の徴兵も義務化しようという国が実は増えているのです。
『20歳の自分に教えたい現代史のきほん』池上彰 SB新書 以下同じ
女性の徴兵・・・、全然ピンときていませんでした。
女性兵士というワードは見聞きしていても
無意識に志願兵と感じてしまっていたのかな、と思います。
ショックでした。
自分、心底、戦争に行きたくないです。
コドモも行かせたくないし、
オットも行かせたくない。
けど、オットは以前、もしそうなったら
「オレは行くんだろうな。その時はコドモ頼んだよ」
的なことを言ってて。。。
その場合、子どもを育てる、ということで
ワタシは戦争に行かない大義名分? 的なものが
少しは成り立つ可能性もあるかもしれないけど
でも、もし、育てるべき子どもがいなかったら、
又は『子どもは国が預かります。
だから全員戦争に行くのが義務です』ってなことになったら
行かざるを得ないのか・・・。
韓国で2021年4月に起こったことにも言及があって。
韓国大統領府のホームページには、誰でも自由に要望を書き込める掲示板があります。そこに「女性も徴兵すべき」という要望が掲載されたのです。これが大きな反響を呼び、29万人以上が賛同したとしてニュースになりました。
賛同者の性別割合はわかりませんが
女性の賛同者もいたそうなので、
そうか、そう考える女性もいるのか、
と思うと、自分は・・・、みたいな。
男女平等を言うなら究極的? なところで
男性も、女性も、どちらにもあてはまらない人も
みんな参戦???
戦争に行きたくない男性だって多くいたし、いるだろうに。
みんな行かない!
が正解! っと笑って済ましたいところですが。^^
永世中立国スイスの話
スイスが永世中立国である、というのは学校で習いました。
が、
国民の7割以上が徴兵制を支持している国もあります。それがスイスです。
誰の味方もしない代わりに誰にも頼らない。自分たちのことは自分で守る。これが武装中立です。
スイス国民は普段から様々な備えをしていて
①高速道路を戦闘機の滑走路にする為の訓練(具体的には、中央分離帯を外す訓練)
②核シェルターの設置(全国民分あるそう)
③銃の常備(100人当たり27.6挺(出典:ProCon.org2018.7))
④小麦の備蓄(新しい小麦を4ヵ月備蓄しておくそう)
が挙げられていました。
知らなかったし、驚きました。
一部で争いが続いている話
9.11に至り、その後も争いが続いている理由が
大雑把にわかりました。
(恥ずかしながらこれまであまりよくわかってなかったのでした)
大国間の静かな戦争終結後、
某国グループに入っていた某国が
某国の抑止がなくなったのを契機に
持ち物目当てで某国に攻め込んだ。
その時、近くの某国が危機感を持って
某国に助けを求めて、
みんなで某国から某国軍を追い出した。
その際、某国軍は某国に駐留していた。
某国で某宗教を曲解している人物がいて
異教徒の某国軍の駐留をよく思わなかった。
そして、暴力に訴えた。
そんな風に理解できました。
コーランに書いてあることの話
『コーラン』にはこんな一節があります。
「敵からやられたのと同じ方法で敵を罰せよ」
ちょっと怖い内容です。
が、続きがあるそうです。
「だが我慢することができるのであればその方が良い」
宗教のことをもう少し知っておきたいな、と思ったのでした。