性差の話にナーバスになってしまう今日この頃ですが、
我が家の男子達のケースを書きます。
コドモ小1男子。
朝はギリギリまでフォートナイトでプレイしていて
登校の準備はほぼ全て母任せです。
さすがに着替えは自分でやりますが、
「ランドセル、帽子、水筒、マスク持ってきて!
靴下はかせて!」です。
学校から帰ってきたら、
とりあえずランドセルも帽子も水筒もマスクも全て
玄関すぐの廊下に放り出して、リビングへ直行します。
ここで思い出すのが、先日読んだこちらの本からの一節。
なにせ、「遠く」認知に夢中で、「近く」のことは、まるごとすべて母親に依存している男の子たちである。いわば、いのちを母親に丸投げにして、遠くのおもちゃや、車や電車に夢中になっているのだ。
『息子のトリセツ』黒川伊保子 扶桑社新書 以下同様
我がコドモの場合は、現在はフォートナイトに夢中になっていて、
その他のことは確かに全てワタシに丸投げ、のように感じます。
一方、我が家のオット。
言えば、片付けてくれますが(嫌がらずにやってくれます。念の為^^)、
しばしば、コップ置きっぱなし、服脱ぎっぱなし等案件が生じてます。^^
どうしてもワタシのほうが先に気がついてしまっちゃう、
という状況のせいもあるのですが、
これ、本当に
オットが「『片付けは女の仕事』と思ってる」とか、
悪気があるとかいうわけでは全然ないようなのです。
とっさに、遠くの目標にロックオンする男子たち。
だから、トイレに行くときは、トイレしか見えない。風呂に入るときは、風呂しか眼中にない。
目の前の汚れたコップをついでにキッチンに持っていこうとか、さっき脱ぎ捨てたシャツを脱衣場に持っていこうとか、つゆほども気づかないのだ。結果、やりっぱなし、脱ぎっぱなし、置きっぱなしの「ぱなし」癖。いくら注意しても、同じことを繰り返す。
男性でも女性でも、
人によってあてはまったりあてはまらなかったり、
の部分はあると思いますが、
我がオットに関しては、まさにその通り! と思って、
「そうなんでしょ!」と聞いたら、その通り! のようでした。^^
決して世話好きではないワタシが、
ここまでコドモの世話をする羽目になろうとは
思っていませんでした。
靴下くらい自分ではくだろう、
うるさく言わなくても、
ランドセルをリビングに置くくらいのことはするだろう、
と思っていました。
(「収納を工夫すればちゃんと片付けられますよ」的なお話もよく聞きますし)
が、
目標物(フォートナイト)の為に
そのひと手間の一瞬すら、を惜しんでいる風に見えます。^^
今しばらくは、そこを大事にしようかな、と思います。
あれこれ世話をすることで、
コドモが自立できないように育ててしまってるのだ、と
いう言いかたもあるのかもしれません。
「自分のことは自分でやるようにしましょう!」とは
よく言われることですし。
もしかしたら、現状でも、
ワタシが手を出さずに放っておくようにすれば、
自分で靴下もはくし、
準備もするようになるのかもしれません。
現在は、朝は、集団登校で、
その集合時刻に間に合わせないといけないので、
任せきる覚悟ができません。
もう少し成長して、コドモ1人で登下校できる状態になれば
任せてもよいのかな、とも思っています。
「遅刻しても、自分で責任とりなさいよ」と言えるので。^^
毎回、口うるさく言い聞かせる?
うーん。ワタシとコドモの組み合わせでは
うまくいく気が全くしません。
口うるさい、だけ、親子共に不機嫌になるだけ、なままで
終わってしまいそうな感じしかしません。^^
「近くを注視して、先へ先へ気が利く」脳の使い方を強制すると、無邪気に「遠く」を見られなくなって、先に述べた長所「宇宙まで届く冒険心や開発力」は弱体化してしまうのである。
あちらを立てれば、こちらが立たず。これが、脳の正体=感性領域の特性だ。欠点をゼロにしようとすると、長所が弱体化する。
コレ、わかりませんけど、何となく正解な気がして。
ワタシは、今は「遠く」を見るほうを重視したい、と思っています。
勿論、ゆくゆくは、片付けも準備もちゃんとしてほしいっスけど^^。
黒川伊保子『母脳 母と子のための脳科学』を読みました - 好きに暮らす -now or never-