自己責任と言われればそれまでの話、
こんなん書いていいかな、ともちょっと思いますが^^。
①不妊治療にたくさんお金がかかる話
不妊治療をするのにお金がかかるという情報を目にすると、
運悪く治療が必要な場合、
お金持ちしか子どもを持てない世の中なのかな~と感じます。
ワタシも35歳で結婚して7年間子どもを授からなかったので、
不妊治療とか頭をかすめなくはなかったですが、
もう致命的に、
お金がありませんでした(当時:ワタシ:派遣、オット:低収入な自営^^)。
2人して、もう好きに生きてきていたからしょうがない・・・。
でも、最終的に、もし、コドモを授かっていなかったなら、
自分やオット、世の中に対しても
割り切れない思いが残ったような気がします。
(わからないケド)
②男性の育休取得の話
男性の育休取得推奨の話を聞くと、
それ自体はとてもよろこばしいことだと思うし、
取れそうな人から取って徐々に実績を積み上げていけばよい、
と心底思いますけれども、
そうできる場合と、そうできない場合とで
めっちゃ格差あるやんな~とも感じます。
「(男性育休の)前例がないからとりにくい」は
これから前例ができていけばいいでしょうし、
「育休をとることで不当な扱い(キャリアに傷がつくみたいな?)を受ける」
というようなことも今後少しずつ改善されていくと思います。
ワタシの感覚だったら(もう我が家には育休とかの話はあり得ませんが^^)、
2020年8月時点の制度だと、育休をとることで、ざっくり、
収入(給付金収入)が手取り給料の8割(2割減)程度に
なる感じらしいので、
それがいちばんネックになりそうです。
夫婦共働きでも片働きでも、育休をとったとして、
世帯収入30万の手取りで6万減。
40万の手取りで8万減。
50万の手取りで10万減。
60万の手取りで12万減・・・と考えていくと。
30万の手取りで6万減はモロに家計的にキツそうですし、
8万減もキツそう。
収入の多寡(フリーランス等の場合は手持ち資金か)が、
育休をとるかどうかの判断基準になるよな~って。
つまるところ、お金持ちは育休が取れるけど、
そうでないと取れないっていう・・・。
元々の手取り給料が多い場合は
今度は育休時の減額幅も大きくなるので、
そこはまたどう捉えるかな~? って。
ワタシの感覚では、
赤ちゃん1人をワンオペ育児する大変さと、
世帯収入が2割減ることとを天秤にかけると、
ワンオペ育児の大変さを選ぶと思います(というか結果的に選んだ形)が、
( ↑ この部分、意見変えてます。詳しくはこちらの記事)
双子とか、年子とか、年子でなくても兄弟姉妹がたくさん、
という状況だったら、
収入にもよるだろうけど、
できれば2割減でもツーオペ育児を選択したいだろうな、と思います。
オットに育休をとって欲しいとまでは
ワタシは思いませんでした(コドモは1人っ子)が、
ただ、子育て期間中は残業なし、とか、
コドモの体調が悪い時やちょっとした用事の時等には休みをとりやすい、
とか、そういう会社だったら随分楽だっただろうな~と思います。
育休よりむしろ、そこから改善して欲しいと思うくらいです。
ってか、環境のよい会社は既にそうなっているのでしょうね。
フリーランスの場合にも何らかの支援があればいいな~と思います。
③第6次下請け企業の話
一部上場企業のグループ会社(1次下請け?)で
勤務したことがありますが、
さらに下請け企業に仕事を発注して、
さらに孫請けに出して、
6次下請けまであるんだよ、という話を聞きまして、
すごいことになってるんだな~と思った経験があります。
どこの段階でもマージン(悪く言えばピンハネ)が
発生するのでしょうから、
6次下請けのかたの収入ってどんな感じなんだろう?
と思ってしまいました。
④派遣社員の話
自分で選んだ道なので、本当に自己責任の話ですが。
社員の産休要員として、
10ヵ月の期間限定で派遣勤務をしたことが2回あります。
1回めの時に、派遣会社の営業のかたに
「(10ヵ月間は)妊娠しないで下さいね」って念押しされて、
当然といえば当然な話かもしれないけど、
でも、何とも言えない気持ちになりました。
片や産休で、産休後、職場復帰。
片や「妊娠してはいけない」と言われ、その後の保障はない。
派遣社員ってほんと企業の調整弁なんだな~って。
正社員の安定の為に非正規社員があると言うと言い過ぎかも? ですが、
そんなことも感じました。
自分のペースで働けたり、職場も選べたり、と、
メリットもたくさんあるので、よいんですけど。^^
以上、率直な、思うところでした。
それぞれ能力も違い、
資本主義社会なので、ある程度の格差は生まれるもの、
とは思っているんですけれど。