小2コドモの夏休みの宿題。読書感想文。
1年生時はありませんでした(コロナ対策で夏休みが短かった為と思われます)が、
2年生から必須課題になっていました。
400字詰め原稿用紙2枚、合計800字が目標です。
なかなかの分量です。
コドモは
「読書感想文、メンドクサーイ」
ふむ。
まだ課題図書があるわけではなく、
読書感想文に苦手意識を持たせない、という意味で
書きやすい本を選ぶのが一番のポイントと
ワタシは思います。
書きやすい
=そのことに肉付けして
(今回なら)800字くらいはまぁまぁ話せる、です。
勿論、慣れてきたら、書きにくい題材でも書けるようになるほうがよいですが。
何の本がいいかな~? と最初に選んだのがコチラ。
ワタシの住む自治体では、
『絵本を1冊子どもにプレゼント!』という企画がありまして、
その時に、コドモが自分で選んで、頂いて、
頂いたはいいけど、読みはしてなかった、という絵本です。
実はワタシも中身読んでなかったのですが、
今回、読んでみて、まぁ、感想文書いてみてもいいんじゃない?
と思って、一緒に読みました。
内容は、弱虫のラチが小さなライオンとともに・・・な話です。
学校から、カードももらってきていて
①この本をえらんだわけは~
②本の主人公は~
③一番おもしろかったところ、いいなぁと思ったところは~
④主人公の行動で、すごいところは~
⑤自分と主人公が似ているところは~
⑥自分と主人公が違うところは~
⑦考えさせられたことは~
といった書き出しに続けて、まずはメモ書きしてみよう、と
なっていたので
それに沿って書いていこうとしました。
④あたりまでは順調だったのですが、
⑤で「ない」と来ました。
⑥で
「ぼくは犬を見てもにげない。くらいへやに入れる。
友だちはいっぱいいる」
ラチは、この逆です。
「ぼくはころんだときは、いたいからないちゃう。
ないちゃうのがよわむし。
ぼくは(転んだら泣いちゃうような)よわむしだけど、友だち、いる」そうな。
そうなってくると、
どんなに名作で
多くの子どもたちの共感を得るような絵本であったとしても、
なかなかに書きづらいです。
弱虫ということについて掘り下げて書く、とかするとまた面白そうだけれども、
まだ、それは難しいだろうし。
こりゃ、本選びが(コドモにとっては)よくないわ、と思い、
選び直しました。
小さい頃に読んでた本ならコドモも内容わかってるはずだし、
それでもいいんじゃん! と思い、
本棚へ。
コドモが選んだ本がコチラ。
プレゼントで頂いて、コドモが気に入って、
よく読み聞かせしていた本でした。
内容は、うずらちゃんがお母さんの為に宝物を探してまわり、・・・というものです。
⑤の、主人公と似ているところという質問で
今度は「友だちがいるところ」ときました。
そうすると、話、展開できます。
「友だちと何か探したことある?」とかナントカ・・・。
「たからもの」というのも話をひろげやすい(と思う)。
「〇〇(コドモの名前)の宝物は何?」とかナントカ・・・。
今回、コドモから出てきた文章。
「おもしろいと思ったところは、うずらちゃんがたからものをさがすところです。わけは、たからものをさがしているときにつぎになにが見つかるのかわくわくするからです。 」
そうだったんだ~と、コドモの感想をとても新鮮に感じました。
小さい頃、読み聞かせをせがまれた時の理由と同じかどうかは
全くわかりませんが、
そういうところにコドモは心を動かされてるんだな~って。
本来なら、お母さんの為にプレゼントを探す、
みたいな部分も大きなテーマになっている絵本なんだと思いますが、
読みかたは自由ですのでね。
お母さんの為に・・・、とかは全然ピンときてないみたいでした・・・。笑
よいよい!
一般論として、
王道の感想を持つのも、
本人がそう思ったならそれはそれで勿論よいのだけれど、
ちょっとだけ変化球な視点からの感想が出てくる、というのも
子ども独自の感想というのがより感じられて、とても素敵! と思います。
だけれども、文意や要点はきちんとつかめている、という状態が
最終的には望ましいですかね???
ほぼ800字におさめる、と文字数のことを考えると、
何度も何度も書き直しになって、
それはまだまだ我がコドモには難しい、酷だろう、
そのメンドクササで作文そのものを嫌いになってしまう、
とワタシは考えるので、
文章がコドモからだいたい出てきたところで、
PCで一度ワタシが打って( ← 反則気味だけども???^^)、
文字数考えつつ、構成を一緒に考えました。
それをコドモが読んで、自分の気持ちと照らし合わせて、
合っているかどうか確認して、
最後に、コドモが清書、の手順で仕上げます。
(全て自分でできるほうがよいのは言うまでもありません。^^)
今回、感想文を書いていて、
ワタシが勝手に思ったコドモの一番の名言は
「たからものはさがせばあるんだな」
でした。
初めての作文の宿題の記事。