夫との関係がうまくいっていない母親は、男の赤ちゃんとよく話す。そんな研究結果を英ケンブリッジ大のチームがまとめ、米国の家族心理学誌に発表した。 2019年11月7日付け朝日新聞
次のように続きます。
~中略~ 生後7ヵ月くらいの赤ちゃんがいる93組の夫婦を対象に調査した。 ~中略~ 夫婦関係の質が低い母親ほど赤ちゃんに多く話しかけていた。さらに、その傾向は男の赤ちゃんのみでみられた。研究者は「息子との会話に時間を割くことで、夫との貧しい関係を補おうとしている可能性がある」としている。 ~中略~ 一方、父親は母親と比べ、赤ちゃんの性別に関わらず赤ちゃんとの会話が著しく少なかった。また会話の頻度も、夫婦関係の質とは関係がなかったという。(水戸部六美)2019年11月7日付け朝日新聞
おもしろい記事だなぁ~と思って読みました。
研究の詳細については調べていませんが、
これをネタに、以下、感じたことを書きます。
母は、息子を異性として意識している?
つまり、夫と話したくて、でも、できていない分を、
息子と話すことで穴埋めしてる、可能性がある? ということですよね。
娘では穴埋めできない、という。
息子を異性として、頼りにしている?のかな?
母の個性によって、意識度合いは変わってくると思うので、
一概には言えないと思いますが、
ワタシ自身は、少なからず息子(5歳)を異性として意識している、と思います。
別に、もちろん恋愛感情ってわけじゃない
(恋愛感情って何?と言われると定義も難しい)です。^^
でも、布団の中で、くすぐったりしていると、
本当に、小さな恋人みたいだもんだなぁ、と思うことがあります。
(女の子相手でも、くすぐったりするとは思うけど)
我が家は子供は男の子1人だけなので、
実際、女の子がいたら、どう感じるかは、想像でしかないのですが。
女の子相手だと、
例えば、娘の服選びの趣味などが、ワタシと違ったりすると、
ちょっとモヤモヤしそう。
娘のわがまま度合が、自分の子供時代に比べて激しかったりしたら、
それもモヤモヤしそう。
異性の場合は、あくまでも別の生き物で、
本質的にはわからなさそうで、
もともと自分とは比べられない感じがします。
なので、ちょっと引いた目線で見られるけど、
同性だと、自分に近い分?
自分と比べてどうかという発想がどうしても出てきちゃって、
いろいろ感じちゃいそう。わかりませんけど。
母は、娘をライバル視する?
強く印象に残ってしまった出来事がありました。
随分昔の話ですが、自分の母位の年代の女性が
「自分の娘は自分の最高のライバルです」と
強い口調で断言していたのですね。
ライバルという言葉を、主に敵という意味で捉えていたワタシは
何だかショックを受けてしまいました。
「母にとって娘、って敵なのか?」と。
それ以前に、
小中の女子どうしのグループ関係問題などを見て、
う~ん、女子はムズカシイ。と思ったし。
社会人になってからの、
仲良かった友達どうしの三角関係絡み問題
(ワタシは当事者じゃなかったデス)でのケンカなどを見て来て、
女性どうしの友情も、
恋愛をめぐっては敵対して(よく聞く話ですよね)、
生物学的には、そうなってしまわざるを得ないのか?
みたいに思ったこともあります。
実母に
「『娘はライバルだ』って言ってる人がいるんだけど、
娘ってライバルなの?」と思わず聞いちゃいました。
「ライバルではないな~」と実母。
少し、ホッ!
ワタシとしては、女性どうし、仲間とか、そんなイメージを持ちたいのかな。
当時、オットに話したら、
「ライバルっていうのは、ただの敵じゃない。
お互い切磋琢磨して高めあっていく、とか、そんな意味で受け取るけど」
「ふむ。ナルホド。確かにそんな意味もある」と思ったわけなのですが、
まだ、キーワードとして残っています。
自分に娘がいたら、いろいろと、
プラスの感情もマイナスの感情も経験して、
自分自身の気づきの場面も数多くあっただろうなぁ~と思いますが、
如何せん、男の子1人となってしまったので。
でも、コドモが結婚して、義理の娘ができることが、もしあったら、
また、いろいろと感じるところもあるかも、ですね。
オットの場合
この記事をオットに見せて、
「子供の性別によって、感じ方違う?」と聞いたら
「男の子は遊び相手、兄弟みたい。いっしょにいて楽しい、かなぁ。
女の子だったら、う~ん。やっぱり違うなぁ。」
だそうです。
そして、もう1つ。
「夫婦仲が悪いほど、赤ちゃんに話しかけるんなら、
むしろ、その方がいいじゃん!(冗談です)
でも、話しかけてる内容がダンナの愚痴とかばっかりだったら、ツライね。」
と話しました。
同じように育てたいと頭では思っていても・・・
そんなわけで、
男の子女の子がいたら、なるべく分け隔てなく育てたい
と思っていましたが、
知らず知らずのうちに、違うように育てちゃうのかな、と思いました。
(実際は、娘がいないので、わかりませんが。)