ブログランキングサイトのブログ村さんに登録してから、
PV数が少しずつ増えてきました。
嬉しいのは、もう本当に嬉しく、
感謝以外の何物でもないのですが、
同時にちょっと怖い・・・という気持ちも出てきました。
実は、小さい頃から、
自分の好きなものを好きと言うことにためらいがありました。
「へぇ~、私も好き」と肯定的に返ってくればいいですが、
「えぇ~、そんなのが好きなの~?」と否定的に返ってくるのが怖くて、です。
人それぞれ好みがあるから、仕方のないことなのですが。
ワタシが多分小学生だった頃、
「熱中時代」という水谷豊さんが教師役のTVドラマがあり、
クラスで話題になっていて、
ワタシも見たかったのですが、
そのドラマについて、父が一言。
「くだらない」と言ってきて。
「お父さんはあんまり好きじゃないなぁ」とか、
「そんなにおもしろくないなぁ」とかなら、いいんですけど、
「くだらない」って、
あまりに全否定って感じがして。
多分、父は、思ったことをそのまま言っただけで、
そんな悪気はなかったと思うんですが。
記憶にある限りでは、
それ以来、自分の好きなものを無邪気に好きというのが
難しくなってしまった気がします。
母も母で、
あんまりワタシの好きに洋服を選ばせてくれなかった記憶があります。
子供のワタシが選ぶのですから、子供っぽかったりして、
母の好みとは大いに違うことが多かったのだと思います。
ワタシが最初に「これがいい」と言い出さなかったのか、
何か否定的な事を言われてから、言い出せなくなったのか、
そこらへんはもう曖昧な記憶しかないのですが、
「これ買って~」とか、あまり言いませんでした。
(どこからを子供のわがままと捉えるかが難しいところなので、
良し悪しはわかりませんが)
同じような理由から、
「これはおススメです!」って言うのもかなり苦手です。
(ブログを書くには、ある意味、致命的?
それでもブログは書きたいという・・・。
矛盾してると自分でも思いますが、
苦手だからこそ、やりたいのかな?
ちょっとこれからまた考えてみます)
高校卒業後、進学で実家から離れて、
少しずつ少しずつ、
自分の好きなものを好きと言えるようになってきましたが、
それでも、
例えば、今でも、
自分のことではなく、
ワタシが凹む?筋合いのことでは全くないのに、
Amazonさんの書評などで、
どなたかの本がコテンパンに批判されている文章を読んだりすると、
ちょっと怖くなってしまいます。
一方で、
高校時代にワタシの書いた読書感想文について、
国語の先生が
「書き出しがとてもいい。
でも、それに、中身が負けちゃってる、
もうちょっと考えてみて」
というような内容の言葉
(『書き出しがとてもいい』以外の部分は文言を忘れてしまいました)
を下さり、
それに沿って、書き直した文章を、友達が読んで、
「感動した」との言葉をくれた時に、とても嬉しかったのです。
せっかく、読んで下さる方がいて、
嬉しいな~と思うのに、
PV数が増えるにつれ、怖くもなってきました。
でも、ここまで生きてきて、
人がどう思うかばかりを気にして、
何も言わないというのも、ワタシの人生としてそれでいいのか?
とも思うので、
ちょっと怖いけど、ブログ続けてみようと思います。
自分でも書いてるじゃん。
少数派で全然かまわないんですが。
むしろ、大多数に流されて、自分自身だったり、
大切なものだったりを失ってしまうことの方を恐れます。
とかって。 ね? いちいち揺れるケド。