男の子女の子というようなことや、
家事と子育てと仕事というようなことをぼんやりと考えていて、
なんとなく思い出していたのが、女性の生き方を考える時に、
『母性と女性性のどこらへんをどう生きるかというのがその人の個性になる』
みたいな文章でした。
どの本のどなたの文章かは覚えていたので、
再読してみると、
母性と自我のどっちの生き方を選ぶかというより、「私はその両方の間で、どのへんをどれくらい生きているか」ということを考えながらやっていく。その「どのへん」と「どれくらい」の色合いが、その人らしさなんです。
河合隼雄著 Q&Aこころの子育て[誕生から思春期までの48章] 朝日新聞社
今、女性も男性も、
途上ではあって、様々な試行錯誤が繰り広げられている段階かとは思いますが、
徐々にでも、様々な生き方ができるようになってきていると思います。
端的に言えば、専業主婦と働く夫、あるいは、働く妻と専業主夫、
あるいは、共働き夫婦、シングル、などなど。
ワタシは、ワタシ自身の、ワタシのカゾクの、
どのへんをどれくらいやりたいか、やっていくかを大事にしたいと思います。
そういう意味で、現在の状況
コドモがいて、平日5時間ずつ派遣で勤務できていて、
完全週休2日、休みも適宜とれる、ブログを書けているというのは、
本当にありがたいと、
ワタシはそこらへんを自分で選んで生きている
という自覚で、進みたいと思います。
しかし、
『母性と自我』ではなく、
『母性と女性性』と記憶していたあたりに、
ワタシは自分で思うよりずっと、
女性性というのを意識して生きているのかな~っとチラッと思いました。