~回想で書いてます。ワタシの高齢妊娠の話です~
43歳の誕生日を少し過ぎた頃。
基礎体温が37℃以上の日が16日間続いていて
(ワタシの場合、普通は1週間位でした)
もう最後だし(43歳になったら、子供は諦めようかと思っていたから)、
その日は日曜でオットも休日で、
妊娠検査してみよーと思って、Do-test(妊娠検査薬の名前)してみた。
なんと、妊娠線(こういう名前じゃないか。
妊娠の兆候ありを示すライン)が
くっきり出てた。
「た、大変な事が起こった」とオットを呼んだ。
「妊娠線出ちゃった」
Do-testを持つ手が震えてた、ワタシ。
ラインのくっきり出たDo-testをすぐに捨てる気にはなれず、
しばらく飾っておいた。
検査薬だけじゃ、まだまだどうなっていくかわからないから、
とも思ったけれど、ワタシの人生において、
こういう話、妊娠にまつわる話が、ただの1回も起こらないのかなと
99%思っていただけに、嬉しかった。
夜、兄に「妊娠検査薬で反応出たんだ」とTELした。
兄は産科医ではないけど、医者なので、
医療従事者という意味でも、すぐに連絡した。
兄はびっくりしてた風に見えた。
かつ冷静で、
「43歳だし、いろいろ知っているだけに、まだおめでとうとは言えない。
早く医者に診てもらえ。とりあえず(母含めて)みんなには内緒にしておく」
ってな感じだった。
迂闊に「おめでとう」と言わないところに、
兄の愛を感じた。