『子を持って知る親のありがたみ』ということはよく聞きます。が、
でも、私がコドモを授かって思ったのは、
『子を持って知る子のありがたみ』
ということでした。
子供のいない時の私は、
『親から受けた恩を親に返すことは到底できないから
その分、自分の子供に返そう、それで帳消しだ。
でも私には如何せん子供がいないから
もらいっぱなしになっちゃうかも・・・。
そうしたら、社会に返すのかな。』と思っていました。
でも出産後、違うと思いました。
コドモを産んでしばらくして、母から
『希(のぞみ)ができてよかったね』
というような内容が書かれた手紙をもらいました。
『おいおい、それまでの我が家(私とオットの2人)
には希望がなかったんかい?』
と思わずツッコミを入れたくなりましたが、
それはさておき、
まさに、私達のコドモは私達の希望だし、
そして、私は私の両親の希望だったんだろうな、と
その時思いました。
『子供は3歳までに一生分の親孝行をする』というのを
昔、新聞記事で読みました。(誰の発言だったかは失念)
『だから、子供は親孝行しようなんていちいち考えなくていいんだよ』と
続いていたと思います。
その通りだと思います。
子供は、そこにいるだけでありがたいし、親孝行なんだと思います。
ま、物心両面の親孝行も嬉しいですけどね~、モチロン。